男子禁制☆ギークな女子部屋

男子禁制☆ギークな女子部屋

男性おことわり。女性専用。理工系のモノや研究の話題を取り扱うブログです。

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お久しぶりです。

このトピック、けっこう学生さんに聞かれることが多い内容なので、すっごい長々真面目に書いてたんですけど、ざっくり消しました。

もう、ひとことで言うわ。行っとけ。

そりゃな、行くとさ、たとえば修士出て24歳でしょ?
会社入ると22歳の学部卒同期とか、うっかりすると修士出た同い年の野朗にまでね、「おばさん」とか「ババア」とか言われますよ。
でもね、そういう脳みそカラッカラな奴なんかどうでもいいんです。
24でオバサンってね、じゃあオマエはオジサンだろって話だし、人生何十年あるのって考えたときにオマエの中年時代すっげ長いなっていうか、ほとんど中年だなって話なんですよ。

割合の計算が出来ない奴なんぞ、かかわりあうだけ無駄。
なんといわれてもけっこう。
理工学部女子に修士行っておけって理由はふたつ。

1.会社入ったあと、給料と出世のスピードが違う

これはガチ。
与えられる仕事内容からして学部卒とは違う。
或る意味、最初から即戦力に近いトコを期待されるという重みはあるけど、それ、言い換えればやりがいのある仕事もらえるってことだから。
学部で入って4年後と、修士で入って2年後、同じ年齢でもかなり差が出ると思ってください。

勿論、そうならない場合もある。
自分の責任か、或いは会社が男尊女卑まっしぐらな場合なので、後者の場合はさっさと転職活動しましょう。3年経って仕事楽しめなかったら転職するが吉。

ちなみに男尊女卑じゃない会社なんて日本に…あるの?ってくらい少ないので、あくまで上記の男尊女卑まっしぐらって言うのは過度な男尊女卑という意味だと受け取ってください。
普通の男尊女卑なら普通に出世コースに乗れます。

2.スキルが身につく

1番は実際のところただの付加価値であって、一番重要な修士に行く理由はこの2番目だと思ってください。
学部の研究は教授から言われたことをこなす程度ですが、修士からは自分でテーマを考えて研究しなければいけません。
発表もある程度数をこなすようになるし、後輩にも教えなければいけません。
この後輩に教えるっていうのがスキルをあげる重要なファクターなのね。
修士まで行くと、学部と違って、まずそこそこ文章が書けるようになる。発表資料がちゃんと作れるようになる。それから、問題解決の方法を自分で導き出す力がつくようになる。

ハズです。

ここ注意して欲しいんですが、指導教官によっては全く何も得ることのない、どころかうっかりしたらトラウマだけをうえつけられる二年間になりえます。
これが理工系の怖いトコで、実験って一人じゃできないんですよ。
学校の機材使ったりね、チームメンバーと一緒にやったりね、色々あるんです。
そこをちゃんとしてくれない指導教官に当たってしまうと、最悪、
・指導教官の出世のためのデータ作成と実験だけやらされる
うっかりすると
・完全放置
ってなことがありえますので(色々見てきた)、学部のうちに教授の教育者としての質を見極めてください。
ほんとなら、研究室所属する前に見極めてほしい。
そして、教育のことを考えてない、或いは自分のことしか考えられない(何かの病気)教授だった場合は、速攻逃げてください。
違う研究室で修士に行くもよし、
違う大学の修士に行くもよし。

教授が最低野朗なのに我慢して修士にそのまま行くというのが一番よろしくない。
だったら学部で卒業したほうがいいです。

くれぐれも教授(准教授かな?誰でもいいけど、指導教官ね)の本質に気をつけてください。
所属が決まるまでは甘いコト言いまくると思いますが、卒論始まると絶対、本性出ますので、そこで見極めてください。

良い教授に恵まれた人は修士へ進むことをオススメします。

博士は…あまりススメません。理由はまた別の日に。

「こじらせ女子」という言葉を先日初めてニュースで聞きました。

 

自己評価が低かったり、一人で平気だったり、あとなんだ、兎に角そういった特性を持つというよりは「あー、あるある!」とみんなが同意するような特徴量を複数個兼ね備えている女性のことをそう呼ぶようですね。

 

「あー、あるある!」というのは大変厄介で、共感を得やすいぶん、キャッチーで広まりやすいですが、往々にして自己を卑下した内容であることが多いんですよね。

 

でもスペックの高い話よりも低い話のほうが共感を得やすいのは、

決して女子たちのスペックが低いわけではなくて、スペックが高いことに対して

「あー、あるある!」

なんて言えない奥ゆかしさというか、まあ控えめさゆえの、低スペックへの共感になるわけですよ。

 

でもね、低スペックへの共感というより安心感が、こういったネガティブワードを女性に割り当てることを自らヨシとしてしまうのは、非常によろしくないと思うんです。

 

「負け犬」もそう。

独身であることが、一人でいるのが平気なことが、どうして負けたことになるのか。

そもそも誰に負けたことになるのか。

 

幸せに対する、汎用的なものさしは存在しません。

その人が幸せだと思えばそれでいい。

たとえばですよ、「若いときに好きな男性と結婚して子供が3人いて一軒家に住んで専業主婦」という設定に対して、「羨ましい!」と思う女性と、「私はイヤだな」と思う女性と両方いると思うんです。

外で仕事したいという女性はどんどん増えているわけだし、「結婚して子供が3人いる専業主婦」というのが必ずしも幸せに直結しないことをいまや多くの女性が知ってるわけですよ。

すなわち、うっかりしたら子育ては全部押し付けられて、夫の面倒も見なきゃいけなくて、子供3人立派に育てたのに社会的地位はゼロで、XXさんの奥さんとしか認識されないというステータスを幸せだと思うか否かは明らかに人によって違うわけです。

 

なのに、そういうことを自覚しているのにも関わらずですよ、自分たちに「負け犬」だとか「こじらせ女子」だとかのネガティブラベル付けすることを容認してしまったら、それは自分で自分の首を絞めていることになりませんか。

 

社会に出たときに男性の態度があきらかに「女のくせに生意気」だとか「女にわかるものか」だったりするのは、こういうネガティブワードの蔓延とそれを容認してしまう女性の意識にも問題があるように思います。まあ、ニワトリタマゴなんですけど。

 

というわけで、もうそんなラベル貼られるのはやめましょう、と言いたい。

 

実際、負け犬代表みたいに扱われているブリジット・ジョーンズなんか、幼馴染コリン・ファースだからね。

全然負けてないどころか、大勝利。

それにブリジット・ジョーンズの良いところは、へこたれないところ。

いつも前向き。失敗も力づくで乗り越えて、自分のために前に進む強さが彼女にはある。

 

その強さは私たちにも、もちろん、ある。

 

ネガティブワードなんかじゃなくて、私は現代の女性のことを「諦めない系」と呼びたい。

自分を諦めない。

 

それは仕事でもいいし、美容のことでもいいし、恋だのなんだのでもいい。

 

現状に満足しているかと言われたときに常に、いいえと答える人でいたい。

現状に不満なのではなく、もっともっとできることがある、もっともっと良くなれる、という意味での、いいえ。

まだ、諦めないし、ずっと、諦めない。

 

女性は男性よりもずっとずっと強いから、もっともっと先に行けると私は思っている。

夏なので、ぞっとする話でもしようと思います。

理工系女子が大学で初めて遭遇し、その後も会社でしばしば遭遇する羽目になる恐ろしいもの。
それは理工系男性、すなわち同じフィールドの男性の嫉妬心です。
これ、本当に怖い。
昼ドラでよくどろどろの女同士の戦いとかテーマにするけど、そんなもんじゃないです。
男の方が、陰険、しつこい、気持ち悪い。

私が研究室に所属したとき、同期で同じ研究室に配属された男子が5名くらいいました(身バレを防ぐためにボカしています)。
先輩に女性が1名、同期は私1人の女性2名、他男子の研究室でした。
女性が1名もいない研究室が多いことを考えると、女子数は多めだったと言ってもいいです。

初めての研究で、最初はなかなかうまくいきませんでしたが、先輩がたの助けもあって、
プログラムが動き始めたころに、同期の男子が陰口を叩き始めました。

「彼女は自分でプログラムを書いてない。全部、博士の先輩に書かせてる」

研究室は前にも書いたとおり、一緒に住むようなものですから、すぐに私の耳にもその陰口は入りました。
誰がそれを言い始めたのかも、はっきりしていました。
同期の男子で一番成績の良いS君です。
S君はどうやら私が彼より先に研究を進めているのが(違う研究だったのですが進捗的に)気に食わなかったようです。
確かに博士の先輩にプログラムを見てもらっていました。
動かないときは、デバッグを手伝ってもらいました。
でも、コーディングしたのは私です。

私はその陰口に我慢がならず、S君に私のプログラムを見せて、私が書いたと主張しました。
そしたら、S君、私のコードを一瞥するなり、こう言い捨てました。

「ああ、ほんとだ。見ればわかるよ」

根も葉もない陰口を叩いたことを謝るどころか、私の書いたプログラムが稚拙であることを言外に匂わせたのです。

すごいなー。ほんっとに嫌なやつだなー。

怒るより先になんだかバカバカしくなっちゃいました。
残念ながら、女性は男性よりずっと先に大人になりますので(というか男性は育たない)
こういう本当は怒るべきときに怒れないんですね。
バカの相手をするのが面倒になっちゃう。

その結果、彼は私にかけた疑惑を訂正しませんでした。
私はその1年間、ずっとその陰口を叩かれ続けました。
まさか、陰口以上のことが起きると思っていなかったんですね。

私の研究を直に見る役目だった修士2年の先輩Oさんが、その噂を真に受けました。
彼はやっぱり自分の研究が思うようにいかなくて始終イライラしていました。
廊下でタバコを吸っては、コンピュータの前にいる私の隣に来て、
「どこか遠くに行こう」
「一緒にバイクでどっか行かない」
と言うようになりました。
私は研究逃避の冗談だと思ったので笑って流してしまいました。

私が空気読まなかったのは確かかもしれませんが、あっちが先輩ですよ?2歳も!
まさか本気でそんなバカげたことを言うと思わないじゃないですか。
付き合ってもいないのに、なんで二人で行かなきゃいけないのかさっぱり判らないじゃないですか。

彼はだんだん私と口をきかなくなり、しまいに研究は見なくなりました。
私は博士の先輩に研究を見てもらって、卒業研究を仕上げました。

怖いのはこの後です。

卒業式の次の朝です。
研究室に行くと、そこにおいてあったすべてのプリンター(4台かそこらあった)から
教授あての同じ文面の手紙が印刷されていたことを聞かされました。
その手紙は教授から見せてもらいました。

それは例の修士の先輩が卒業式のあと、夜中こっそり研究室でプリントアウトしていったものでした。
3ページくらいあったかな。
私がいかに研究を博士の先輩にやらせたか、自分でやらなかったか、
彼の妄想というか、陰口というか、が延々書きつらねてあり、
教授に対して、

「彼女を決して卒業させるな」

と強い文面で主張していました。
教授はもちろんすべてを知っていたので、気にしなさんな、と言いましたが、
私は、本当にぞっとしました。
だってプリンタ全部から同じ文面を出力していったんですよ?
私を卒業させるなって…。
ツーリングに行かなかったことだか、なんだかしらんが、
そんなにうらみに思ってたとは思わなんだ。

……おまえの研究がうまくいかなかったのはおまえの責任だよ!

ちなみにO先輩は、某一流企業でエンジニアとして、
S君は、某大学で研究者として、働いています。
こういう連中が普通に就職できるフィールドなんだね!

同僚の女性たちが彼らの性質の悪い嫉妬のターゲットにならないことを祈るばかりです。

彼らに共通しているのは、最初はすごく優しいということです。
彼らの言うことに従わなかったり、
彼らを褒めなかったり、
彼らよりも進捗がよかったり、
そういったことで突然、豹変します。
そして、周りの男たちを味方につけます。
陰口は彼らが群れるのに非常に都合が良いようです。
周囲の男たちも、おおむね、女性の陰口を叩く機会に飛びつきます。

同じフィールドにいるだけで、男性から憎まれる可能性があるのが理工系というフィールドだと思います。
それは、おそらく「男の世界」であるというバカげたプライドが底にあるのだと思います。

私の体験談は幸い、危険なところまで行きませんでしたが、
今、考えると、研究室に誰かがいつもいたからよかったけれど、もしいなかったら危なかったかもしれません。
理工系の女性は、同じ研究室や職場の先輩、同僚に、重々気をつけてください。
少しでも変なことを言い出すようなら、二人きりになるのは避けてください。
彼らが何を恨みに思って、どんな機会を狙っているか判らないからです。

もちろん全員がそういう人間ではありません。
彼らのような極端な例はおそらく10%とか、そのくらいです。
でも、男性の数が圧倒的に多いフィールドですから、そういう人間が1人や2人、近くにいるかもしれないという危機感は持っていたほうがいいと思います。