最近、一部新聞に、犯罪の厳罰化を求める記事や社説が掲載されました。
過去には、当時の松島みどり法相が、性犯罪の厳罰化を検討としているとの報道もありました。
しかし、それ以前にやるべき事があります。
「性犯罪取締法」の制定です。
日本の性犯罪は、犯罪白書上は「刑法犯」と「特別法犯」に分類されます。
刑法に規定されているのが「刑法犯」ですが、「売春防止法」「児童買春・児童ポルノ禁止法」違反が「特別法犯」です。
また、「児童福祉法」違反、「関税法」の輸入禁制品、地方自治体の「青少年条例」違反も、内容的には「性犯罪」というべき物ががあります。
これらの法律を集約して、「性犯罪取締法」を制定する事が先決です。
但し、「権利」はきちんと認めるべきです。
ドイツの「性犯罪取締法」や、イギリスの「性犯罪法」に学ぶ必要があります。
後、「女性向けポルノ規制」と「女性による男性に対する性犯罪の明文化」も必要です。