
日本における趣味の釣りを楽しむ「釣り人口」は…1000万人と言われている。
10人にひとりは釣りを嗜む訳だ。
だが…ひとくちに釣りと言っても色々。
▼海釣り
船で沖へ出て大物を狙う。
▼磯釣り
磯から海の根魚を狙う。
▼川釣り
繊細な釣りを楽しむ。
▼湖釣り
最近人気のレイク・フィッシング。
私の好みは「磯釣り」
打ち寄せる波の音を聞きながらの…のんびりした釣りは…心身共に癒される。
とは言え…最近はなかなか行けない。
ここでは以前の釣りについてを語りたいと思います。
昔…工場に勤めていました。
現場のチームは班長を含めて五人。
その内の二人が釣り好きでした。
不定期な休みで…暇を持て余していた私は…誘われるまま…釣りに同行。
(短気な俺には釣りは無理。…海でも眺められればいいや)…ぐらいに思っていました。
五人揃って一台のワンボックスに乗り込んで出発!
箱根を過ぎ
伊豆高原に近いこの一帯は別荘地帯。
その中の公設駐車場へ車を停め…脇道から海辺へ。
2時間ドラマの「吊橋シーン」で有名な吊橋の近く。
海辺にせり出した岩場には…一つ一つに名前が付いている。「○○根」や「○○磯」と言った具合。これは釣りに親しんだ者でなければわからない。
その岩場の一つ…「カンノン」へ。
青い海…水平線…高い空…白い雲…波の音。
それだけでも来た甲斐があった。
「準備出来たよ。」
「は?」
釣り好きの一人が…釣り竿を準備してくれた。
「…まぁ…やってみなョ」
「…はぁ。」
お言葉に甘えて?…釣りとやらを試してみる事に…。
(…どうせ…釣れやしない…)
子供の頃…誘われて行った「釣り堀」で散々な目にあった私は…そう思っていた。
…1時間…2時間…全く釣れる気配は無い。
しかし…5分置きぐらいに仕掛けを戻し…エサを変えて投げるのは…結構なストレス解消になる。
夕暮れ…
「そろそろ仕掛けを変えようか。」
釣り好き…いや「先生」が…私の竿の仕掛けを変える。
今日は…わざわざ…私達初心者の為に「夜釣り」を選んでくれたのだ。
徐々に「夜の戸張り」が下りる。
夜釣りで必要なのは…「電気ウキ」だ。
豆電球を電池で光らせるウキ。
普通のウキに比べると重いので…あまり飛ばせない。
「チャポン!」…音を起てて…20メートル先ぐらいで揺らめいている。
(…暗くて不自由なのに…よくやるよなぁ~)
そう思った瞬間…
スポーン!
ウキが海中に引き込まれた。
まるで…海中に…花火が上がったかのような美しさ…。
「来たじゃん!…引いて、引いて。」
先生の声。
「引いて…引いた分だけ…巻き取る。」
糸から…ピクビクと…魚が暴れている感覚が伝わる。
「無理に引かないで…駆け引きを楽しむ様に…」
ゆっくり引き…引いた分だけ竿を倒しながら巻き取る。…その繰り返し。
岩場に近付くと…魚は左右に逃げまわる。
この時…無理に引き上げると…糸が切れてしまう。
「…右に行ったら…竿を右に倒し…左に行ったら…竿を左に倒す。」
先生の言葉通りに…魚の動きに合わせて竿を倒す。
段々と魚の引きが緩くなる。
「…よし…揚げちゃって。」
先生の言葉通りに竿を起こす。
空気に触れた魚はピクビク暴れるが…
陸に揚げてしまえば…こっちのもの。
楽しい釣りライフの始まり…そして…第一号の魚「サバ」であった。
この日は入れ食い。
40匹のサバをクーラーボックスに入れて帰った。
ひとり…40匹ずつですよ。(^^)v
ところで…サバの模様には二種類あるって…知ってましたか?