12時30分よりルマン式スタートでレースがスタートする。
スタート前チェックを済ませ、判子をもらいコース上にマシーンを運ぶ。
本来ならAライダーのあっちゃんがスタートをするのだが、スタート直後の混雑は僕の方が得意と言うことと、キック・押し掛けスタートのマシーンは予選順位関係なく後方からのスタートになるのでセルモーターが付いているFJのあっちゃんを最初にもってきていたのだが、どの道ベッタコだしということで僕がスタートをすることに、憧れのルマン式スタート、その楽しみを僕に譲ってくれたというのもあるのだろう。
ホームストレートにずらっとならぶオートバイ、壮観でした。
とりあえずみんなで4時間を走りきり、目標の完走+ビリ脱出をなんとしてでも達成する。
その為には、まず予選通過の条件をクリアすること。
袴田がコースインして3周以内に予選通過規定タイムをクリアできるかどうか、ダメだった場合はコントロールタワーより強制的にピットインのサインが出される。
それをクリアしても、周回数が規定を満たしていなければ最後まで走っていても完走にならない。
そして出来れば完走しきったチームの中でブービー賞を取りたいと思っていました。
スタートは普段とは違い緊張せずに出来ました、まあビリだし好スタートを切る必要も無かったので始めてのルマン式スタートを堪能できました。
問題は転倒せずに一度はあっちゃん達にバトンを渡せるかです。
一度もコースインさせずに終わらせることは避けたい。
7周目、いつもなら終わっている周回数だ、もうしんどい。
こんなにオートバイを走らせることが大変だとは思わなかった。
集中力も落ちてきて、シフト回数やギヤが何速に入っているかが判らなくなってきた、ブレーキングも甘くなってきている。15周ぐらい走る計画だったけど用心して10周であっちゃんに代わってもらうためにピットインした。
その6に つづく