ホットメール ビニターファン訪問記 NO.4 福岡県の関家具さんを訪問しました | 山本ビニター rfwoodのブログ

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ホットメール ビニターファン訪問記 NO.4

世界で活躍するビニターくんを訪ねました!

このコーナーではビニター高周波装置を導入頂いたお客様のご紹介をしていきます。


 

第4号は、福岡県大川市の関家具さんを訪問しました。

11月ともなれば秋風が吹き、朝夕は寒さも感じられる季節となりました。


福岡県大川市と言えば、あまおう・古賀政男記念館。

歌の好きな方には記念館・古賀政男曲碑・時計塔・影を慕いて橋等、楽しめそうですね。

 






果物に目の無い私は福岡県産ブランドとして誕生した苺「あまおう」。

「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字をとって「あまおう」

ご存知ですよね。

大川市内や近郊地域では12月下旬~5月上旬にいちご狩り体験ができます。

家具では日本一の産地。

室町時代からの歴史のなかで、船大工から指物へ、指物から箱物へと伝統産業、伝統技術を持ち、常に時代に合わせながら現代でも日本の家具の生産高を誇る地域です。

 近年では建具や床材、壁材等の住宅資材、化粧合板加工、板硝子、家具金物、木工機械、刃物研磨、塗装業などの関連産業や家具卸、小売、輸送システムまで、家具、インテリア産業に係る産業が集約された世界的にまれな産地を形成しているところです。


 

今回、訪問したのが福岡県の関家具さん。写真の関社長が昭和43年に創業され、昭和57年に法人化。

http://www.sekikagu.co.jp/

↑関家具さんのホームページ






大川市の中心部にそびえる10階建ての本社ビルがODM大川デザインミュージアム。

国内一流メーカー家具、ヨーロッパのトップブランド家具、大川の匠のオリジナル家具など豊富に取り揃っています。


 

無垢テーブルの製造工場、一枚板専門「工房アトリエ木馬」では、仕入れから加工まで自社一貫生産されています。無垢テーブルは5年ほど前から立ち上げられたそうです。

http://www.sekikagu.co.jp/mokuba/

↑関家具工房アトリエ木馬さんのホームページ


 

9月までNHKで放映の「まれ」の輪島の自宅のテーブルを作られたそうです。

そういえばこのテーブル記憶があります。



 

設備されているのが、高周波矯正・乾燥用加熱装置MP-15-3型








関さんのご要望は、木材含水のばらつき解消や高周波加熱による殺虫効果や寸法を安定させる内部熱処理を行うということです。機械設計段階でも高周波の加熱プログラムを自在にできるようなご要望もあり、機械設計、電気設計と再三打ち合わせを行なったそうです。


 

高周波機の有効なところは、

・ヒーター定盤が製品に当たらなくても加熱ができる。

・木材の水分の多いところから温度が上げられる。

・木材の内部まで(50mmや100mm)数分で加熱ができる。

・木材内部の内部熱保持ができる。

 納入時には工場内や研究の方だけでなく、社長さんをはじめ重役の方々が再三確認に来ていただきました。高周波装置への期待の高さを感じ、身が引き締まる思いでした。





 

とはいえ、試験中には社長さんは日課のストレッチ。

試験も順調ということでしょうね。


テーブルを購入計画されているお客さんでしょうか。

家族連れで工場見学、社長直々に商品説明をされてました。


私たちもショールームを見学させて頂きました。

たくさんの商品の中、5mもある屋久杉テーブル。

値段は・・・・。びっくり。






自動ドアまで銘木で




 

製品が大きいので大変だと思います。

でありながらも、仕上げや品質の管理では、いろいろと記録、検査をされていました。

このように手間をかけた商品が安心して購入できるのですね。




各地にお店をお持ちなのですが、

http://www.sekikagu.co.jp/showroom/

↑関家具さんショールームHPはこちら


 

 

大阪ショールームさんへも訪問しました。

中央区本町のマイドーム大阪の隣、一枚板無垢テーブルがたくさん。




お忙しい中、貴重なお話し、ご説明を頂きありがとうございました。

取材、編集 ビニターマン 武長



 




 

 




 










工場内には大型の加工機もたくさん設備されてます。