無線の難しさ | 無線ばか!のブログ

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小学生低学年から半田ごてを触り、高校時代にはアマチュア無線に没頭。いまではPROの無線エンジニアとなった無線ばか!のブログ。

無線は経験と勘の世界がまだ残っている。
すばらしい回路シミュレーターやソフトウェア、Webツールなどにより、
より設計が早く確実になった。
ただ、回路設計、PWB設計などはやはりかなり経験がものをいう。
私がこだわることはブロック図を作成する際からキバンをイメージするということである。
川が上流から下流に流れる際に支流があり、そして、河口に向かって川は広がる。
同じようなイメージを頭に描くのである。
川は上流から下流に流れる。
この自然法則を無視すると、特性はでない。
たとえば、FMラジオの特性に関してお伝えする。
FMラジオにおいて、ハイファイを出すにはそれなりのノウハウが必要である。
なぜならば、F-V変換のリニアリティが特性を左右するからである。
つまり、Sカーブの特性をいかにきちんと出すかが、大切なのである。
実際にはスイマースコープという測定器を用いて、特性をだしていく。
きれいなSカーブを出すのには、フィルタの郡遅延特性をきちんと出すこと、
信号の流れ、パスコンの位置を所定の場所におくことが大切だ。
昔、信号の流れを無視して、キバン設計をしてしまった。
それは見事にSカーブの曲がりに起因をして、
なにをしても直らなかったことがある。
通信機の設計も簡単ではないが、ラジオの設計はノウハウの塊であると思っている。
おそらく、通信機屋さんは容易にラジオ屋へは移行できないと思っている。

みよしたつお
http://rfwave.jp



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