こんにちは!

 

 

もう気温は夏ですね!

季節の変化は体調の変化、とよく言いますので、

皆さん気をつけてくださいね!!

 

 

 

それでは、今回は僕に新しく身分証明書が交付される理由となる話を書いてみます。

 

今回も、よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

 

運転免許証を自主返納したのは、2018年12月20日。

身分証として不完全なものとしました。

 

 

自主返納とした理由は、病気の性質「てんかん」です。

 

僕は脳に手術を受ける前から、抗てんかん薬を服用しています。

今では、服用を始めてから2年5か月を過ぎようとしています。

それがきっかけでした。

 

たまに、ニュース番組で観ますが、

自動車の交通事故を起こした方が、てんかんを持っていた、と。

 

だから、主治医から手術前に、

 

「抗てんかん薬は今日から飲んでおきましょう。」

 

と言われたことは鮮明に覚えてしまいました。

 

23歳で犯罪者予備軍への仲間入りは早すぎるよなあ~、、、

 

と思っていましたから。

 

 

そして2018年夏、僕の誕生日1か月前ほどに

急に免許センターから更新の手続きいう手紙が届きました。

 

もうそういう季節かあ、と思いながら、

え?僕って普通に免許を更新していいだっけ?

 

と思ってしまいました。

これが意外と面倒な手続きの始まりでした。。。

 

 

まずは、主治医に相談してみました。

 

 

こんな郵便が来たんですけど、、、

 

すると、主治医はすぐに、

 

あぁ、それですか。

 

と何度も経験があるような顔をして、

 

じゃあ、身分証の代わりにできるはずなので、

その手続きを進めてください。

 

と言ってくれ、非常に助かりました。

なんせ僕の家族に若くして運転免許を失わないといけなくなった人がいませんでしたので、

情報が足りませんでした。

 

ありがとうございます、と主治医に伝え、

その日は診断を終えました。

 

 

で、肝心の免許更新日になって免許センターへ行きました。

 

まだ歩きづらい症状がそこまで顕著ではなかったので、

他の人と同じようにビデオを見せられ、

その後、ビデオ講習の部屋を退室して何も言わなければ終わりにできました。

 

ですが、僕は正しく、

 

「脳に手術を受けて、抗てんかん薬を飲んでいます。」

 

と報告していました。

 

 

それには、ある理由がありました。

                                             

それは、もう嘘をつく人生から卒業したい、からでした。

 

僕は指定校推薦で大学に入ったので、

本当にその学力があると自信を持って言えません。

そして、その大学時代に行ったアメリカ留学でも、

就活時ではTOEICの点数的には900点に満たないのに、

一般会話はできるから問題ないと言ってていました。

例を挙げれば止めどないのですが、

僕が死んでから、家族や友人に、

いや、あれは仕方のない嘘で…、とか、

まあ彼のことだから8割嘘が入ってるよ、とかを、

言ってほしくない僕の矜持、ないしは意地だと思います。

 

その想いで、ちゃんと報告をして、

約4か月先の予約を免許センターで取りました。

 

 

その時までによろしくね、と警察の方から渡されたのが、

主治医による診断書でした。

 

診断書というよりも、警察がした質問に対して回答するフォーム、

に近かったと言っていいと思います。

 

そこでもらってきた書類は確か2枚ありました。

 

 

でも、主治医は正しくしか書いてくれませんでした。

 

あれ?免許センターの人は、

「たぶん交付できるのが2019年1月になるから、そこは〇でいいよ。」

と言っていて安心したのに??

 

まぁ、主治医でも警察には嘘つけないよなぁ。。。

 

 

それは、別の回答欄にも見られました。

 

「その他の症状はあるか。」に対しては。

運動障害や視野障害に〇が付いていました。

 

そこは、父が東京まで出向いて、何番という番号まで指定してたところだよ~!

こっちの免許を失いたくない意志は尊重してくれないの~!!

 

と思ってしまいました。

 

 

 

ですが、結果として、主治医は正解だったんだ、

と腑に落ちています。

 

それは、今の病状や体調から来る納得感だけではなく、

当時相談していた会社の先輩との会話からです。

 

先輩と言っても、今までに登場した方ではなく、

僕が“騎士さん”と呼んでとても尊敬していた別の方です

 

なぜ“騎士さん”と呼んでいたかと言えば、

その方が女性に対してあまりに優しいからでした。

 

決してセクハラ等を指しているのではありません。

正真正銘の紳士的な“騎士さん”だったんです。

 

僕はこの人にはなれないんだろうなぁ~、

と痛感してしまったのは、お昼ごはんを買いに行く時でした。

 

先輩ですから、さすがに道を開けないと、と僕は動き回っていました。

そうすると、急に手で制されて止まらされました。

 

あれ?先輩、今ならエスカレーター行けますよ??

 

そう思ってしまった僕の浅ましさにすぐに気づかされました。

後ろには、女性が歩いていたんです。

 

もちろん欧米ではレディーファーストなので、

女性を遮ってまで、足を進めなかったり、

ドアを開けておくのがマナーです。

でも、それをいついかなる時でもされてしまう方だったので、

“騎士さん”と呼んでしまいました。。。笑

 

 

その“騎士”の先輩とは、2018年6月から始まった仕事からご一緒したのですが、

その方はすごく鋭い方で、初日ぐらいに軽食を買いに行った時に、

 

足、どうかされたんですか?

 

と言われ、すべてを打ち明けました。

 

 

また、僕が色濃く覚えているのは、

ホットコーヒーを地下のコンビニで買って、仕事に戻る際、

その頃から軽度の運動失調に似た症状を抱えていた僕は、

平らな道を歩いてきたのに、カップの蓋にコーヒーをこぼしていました。

幸いスーツやシャツにはこぼれていませんでした亜が、

その鋭い“騎士”先輩にはばれていたらしく、

 

どこかにぶつかりました?

 

と優しく気遣ってもらってしまいました。。。

 

大丈夫です!

 

と答えた気がしていますが、

その時にそこから発想を飛ばして、

原因究明に動けていれば……と考えてしまいますが、

後悔が募るのでこれくらいに。。。

 

 

そんな“騎士”先輩に、自動車免許の話をしたことがありました。

 

「僕はもうじき誕生日なので、

 運転免許証の更新があるんですが、

 免許センターで正しく伝えた方がいいですよね??」                                                    

 

と相談チックに質問してみました。

すると、意外な言葉が返ってきました。

 

「いや、言わなくていいんじゃないですか?

 だって、主治医の回答によっては、免許を失うことになるんだから。」

 

たぶん9割以上の人はそう言うでしょう。

 

でも僕は、その道を選びませんでした。

 

代わりに選んだのが、自主返納という道でした。

 

 

免許センターで知った道ですが、

始めに主治医が言っていた「身分証みたいなもの」が手に入る道でした!

 

 

昨今は少し話題となっていますが、

この道は高齢ドライバーに多いみたいです。                                                                  

 

免許があっても運転できない、運転できなくなる可能性が高いのあれば自ら申し出て、

警察に返納するというもので、

代わりに、主治医の言っていた「身分証みたいなもの」を交付されます。

僕の場合は、免許センターで写真を撮られ、

その写真を使った身分証が発行されました。

※かつらを使ったパスポートの更新以来2度目の“一部が変化しているよ”更新。笑

 

運転免許を持たないただの人間になってしまいました。。。

どこかは不明ですが、携帯電話の契約見直しの本人確認等には使えないそうです。。。

 

世知辛いですよね~

 

でも、事実は事実として受け止めて、

笑顔を作れる方法を考えましょう!

 

主治医が運転することを認めていれば、

旅行で使うレンタカーの保証人にはなれても、

自分で運転することはおろか、

右から割り込んでくる車にも気付けない体調でも今はあるので、

主治医に感謝しないといけませんね。

 

だから、主治医の判断は正しかったんだ!

と思うことができました。

 

 

 

ありがとう、主治医。

 

そして、ありがとう、“騎士”先輩。

 

 

 

 

今週は、セカンドオピニオンを正しく聞くために、

主治医のもとに行き、がん研究センターにデータ連携したかを確認したら、

今回は僕もご意見を伺いに行ってきます!

 

それでは、また次週に!!!