Schiff × Cappella Andrea Barca × J.S.Bach ![]()
神々しく…
ほんとうに、どこまでも神々しい演奏でした。
自分では人前でほとんど弾くことがなくなりましたが、バッハとシューベルトの音楽-とくに緩徐楽章は、水や空気と同じように、私にとってはずっとずっと必要不可欠のものでした。これがなければ、心が、生命が干からびてどうなるかわからない-というほどに、幾度も救ってもらった音楽です。
そしてそういった音楽を、アンドラーシュ・シフやマレイ・ペライアの演奏で聴くというのが、子どものころから大好きです。
至福であり、かえがたい財産です。
同時代に生き、生で聴くことができたなかでは圧倒的にこのふたりですが、イングリット・ヘブラーやクララ・ハスキル、ミケランジェリやリパッティなどが、録音では好き。
聴くのと弾くのとでは全く違う部分があるので…
自分が演奏するときによく憧れているのは、チッコリーニやラローチャ、今を生きるピアニストであればアレクサンドル・タローあたりです。これまた素晴らしいのだ。
いずれにしても、人の心を幸せにしてくれる人々で、感謝しかありません。

