6月になりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか
今月はclosedではありますが大切な演奏会があり、準備に勤しんでおります。
ラヴェルやドビュッシー、シャブリエにサティ。
音のニュアンスや響きのバランスを心で聴きながら、音楽に向き合う時間は幸せです。
8月にもおそらくフランスもの中心になりますがソロリサイタルが長野にて。
レパートリーから選びますが、やはり森林の空気に似合う作品を演奏したいなと思います
そのあとは高校時代にお世話になった先生とのデュオで、ヒンデミットのオーボエソナタを東京で。
なんとなくいずれ演奏する作曲家のような気がしていました。
そしてなんとなく弦楽器、ヴィオラの気がしていました。
が!
管楽器だった!
大きな取り組みである9月の『幼子イエスに注ぐ20のまなざし』全曲@渋谷美竹サロン、これは何をおいてもいらしていただきたい公演です。
なにとぞ!
原稿も夜な夜な進めております。
温め続けたものを発表できるときを心待ちに、ていねいに綴りたいです。
そういえば大河ドラマ『光る君へ』の「枕草子」誕生のくだりはとても味わいがあって素敵でしたね。
やうやう白くなりゆく
紫だちたる雲の…
美しい言葉がもっと美しく蘇ったような。
フランスの詩人も
紫煙のごとく…
などという言葉をここぞというときに用いるのですが、美しい言葉にふれるのは独特な感動があります。
私は色では昔から紫が好きで、高校の卒業式の袴も、成人式の振袖も、白に紫でした。
だからかな。
詩や文学も白や紫を巧みに織り交ぜる感性にビビっと来ます。