とても素敵な、深い深い優しさをもった方たちに囲まれていることを改めて感じ入った1年でした。

本当に、関わってくださる方々に感謝、感謝です。

 

これからも、ともに時間を共有してくれる方々を大切に、演奏と執筆に励み、日々の恵みに感謝しながら過ごしていきたいです。

 

改めて、心に留めたこと。

 

語らずとも滲み出る経験の奥行き、その佇まいの気高いこと。

 

どれほど悲しみに暮れても、陽光と木漏れ日が輝いて見えること。

 

そんな自分を軽薄だと責めても、やはり美しいものは美しいこと。

 

かけがえのない存在の旅立ちに、立ち直るも立ち直らないも定めなくて良いこと。

 

悲しみを温めながら生きることに、笑顔も幸福もたしかに共存していること。

 

そして言葉を傍に置いたとき、その醸し出される空気感の優しいこと、優しいことー

 

 

唯一無二の、大切な存在の突然の旅立ちを経験した今年、知ることのなかった感情をまた蓄えました。

 

私はもう少し長く生きるつもりでいますが、限られた時間のなかで、できるだけ「愛」というものに近い生き方をしたいと思ってきました。

自分の欲だとか男女間のそれというよりは、もっとなにか、生きるうちに与えられた仕事に対しての命の使い方を。

 

真心をもって、たくさん笑って、倚りかからず、常に学んで、自分を律して生きていきたい。

そして私に寄り添ってくれた多くの優しい方々のように、心をほくほく耕していきたい。

 

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

皆さまに、たくさんたくさん幸せが訪れますように。

 

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今後の演奏会情報はこちらに随時公開されます

Concert - 深貝理紗子オフィシャルウェブサイト (jimdofree.com)