先に、一昨日の日曜は、
「いつにも増して、
"冷やした緑茶"が
こんなにも 美味しいと
感じた」ということは、
一昨日の日曜は、東京でさえも
暑かったのですね。


さて、以前 記事を書きました、
「JFN系列で放送中の
(TOKYO FMでは 日曜夜9時から)
スピッツの 草野マサムネさんの
"ロック大陸漫遊記"」、一昨日は
「ブルース・ロックで漫遊記」で、
私は とても楽しかったです。
ありがとうございました。

それで、
「"一昨日の番組を お聴きのかたで
下の部分が 意味不明で いらした
かた"が、当ブログを
見つけてくださる確率」など、
限りなくゼロだとは 思いますが、

初期FLEETWOOD MACを かけて、
次に SAVOY BROWNを かけようか
CHICKEN SHACKを かけようか
という ところで、草野さんが
「FLEETWOOD MACを かけたから、
次は CHICKEN SHACKで」と
おっしゃったのは、「同一人物が、
FLEETWOOD MACにも
CHICKEN SHACK(が先です)にも
参加していたことが あるから」
なのです。それは、

Christine Perfect(後に McVie)
です。


やっと本題です。
「お聴き頂きたい"ラジオ番組"」を
お薦めさせて頂く際、いつもは
放送が終わってしまってから
「ラジコの"聴き逃し配信"で
お聴きください」と
お伝えしていますので、
"聴き逃し配信"は
放送終了後1週間しか
聴くことが出来ませんから、
「紹介記事を 見つけた時には、
既に終了」ということが 多くて
申し訳なく 思っているのですが、
今回は
「これから放送される番組」です。

草野さんが「次回内容の予告」を
して くださって、それが 何と、

「Judee Sillで漫遊記」!!

「(国内盤CDの表記は)
ジュディ・シル」は、
70年代前半を中心に活躍して
若くして亡くなった S.S.W.
(シンガーソングライター)で、
生前に発売されたアルバムは
2枚しか ありません。ですが、
後述の人達とは 違って、
「レーベルは、メジャーの
Asylum(アサイラム)」と
いうことは、「当時、少なくとも
プロからは 評価されていた」と
いうことです。



まず「声」は、印象どおりの
「細めの 優しく可憐な声」で、

音は、「しっとりした曲」も、
草野さんは「バッハみたいな」と
表現なさっていましたが、
「クラシックからの影響を
受けた曲」も あるのですが、


(編曲・)指揮まで 自分で!

「これら2枚のジャケットから
受ける印象」ほどは、
「暗い感じ」では ありません。
例えば、Laura Nyloの
"Wedding Bell Blues"ほどは
ハジケては いませんが、
ああいう「ハネた感じの曲」も
あります。

それで、これらだけでも
充分 素晴らしいのですが、
「皆さんに お薦めしたいほど
私が 気に入っている点」は、

「まるで 編曲とプロデュースを、
私の大好きな John Caleが
やってくれているかの ように
私には聞こえる、そういう
"音の作り"で ある点」です。


同じ 
VELVET UNDERGROUNDでも、
Lou Reedは ラジオでも
よく かかる、つまり
「評価されている」のですが、
John Caleは、正当には
評価されていません。
自身の各アルバムも
素晴らしいのですが、
「他のアーティストの
編曲やプロデュースを
担当したアルバム」が
素晴らしいのです。例えば、




「あの Jennifer Warnes」が、
Jennifer名義で 出していた
アルバム

これらのアルバムの
"音の作り"が お好きで なおかつ
「細めの 優しく可憐な声」も
お好きでしたら、Judee Sillは
間違いありません!

次回の"ロック大陸漫遊記"、
お聴きに なることが
可能でしたら、是非とも
お聴きください!

前回の記事でも 書きましたが、
草野さんは
大スターで いらっしゃるのに、
今も 腰が低いです。
頭が下がります。
ですから「草野さんの解説」は、
「自分は よく分かっていない」と
隠さず おっしゃって
解説してくださるので、
「分からないヤツは 知らない」
では なく、
「分からない人にも
寄り添ってくれている」ように、
私には 聞こえるのです。


20年くらい前から、若い人達が
「70年代前半を中心に活躍した
女性S.S.W.」を
再評価してくれて、例えば、



さらに、その人達は、
彼女らの背中を押してくれて、
何と彼女らは、数十年ぶりに
新作を 出してくれたのです!





どれも素晴らしかったです。


Judee Sillも、若い人達が
再評価してくれて
知られるようになり、その結果
未発表音源が CD化されるまでに 
なったのです。


ありがとうございました。


因みに、ブリティッシュ・
トラディショナル・フォークを
代表するシンガーの
Shirley Collins は、その
ずっと前に 最評価されて、
若い人達と作った アルバムを
何枚も 出しています。
私の知る限り、

その きっかけと なったのが、


最新作(2020年)は、