先に、前の記事の とおり、

まず、掲載が 随分 遅くなり、

そして、記事をUPするには
"アプリで" 行わないと
「ハイパーリンク」が
使えないのですが、
ログイン不能に なったのは
「"アプリで" ログインしようと
してから」でしたので、再び
アプリを使うと、また
ログインできなくなるような
気がして 仕方ありませんので、
どうしても アプリを
使わざるを得ないことに
ならない限りは、記事のUPは
「アメブロのHPで」行い、
それですと「ハイパーリンク」は
使えませんので、
「ハイパーリンクには
なっていない
"リンク先のURL"」を
貼り付けさせて頂きます。
それを 検索窓にコピペなさって
検索くださいませ。

申し訳ございません。


さて、平和堂(前の記事を 
ご覧ください)のリーダー
"kamiさん"に お誘い頂いて、
「平和堂さんとは別の、
kamiさんが参加している
バンドさん+2組」のライブを
観せて頂いて来ました。

2月12日(SUN)
場所:
Yesterdies Club PINK CADILLAC
https://pinkcadillac.xyz/

ここは「ライブや
各種セッションを行っている
ロックバー"Honeyflashさん"」が、
移転して 新装開店した お店です。
私は、前回……は まだ
"Honeyflashさん"でした……
お邪魔してから 10年くらい
経ってしまっていたのに、
入店時、マスターの"ボス"が、
私に 気がついて
「お久しぶりです!」と
お声を掛けてくださって
嬉しかったです。
立地は 蕨駅の すぐ近くになり、
店内のレイアウトは 有機的で、
何よりも 私が感じ入ったのは、
店員さんが、
私が 気がついただけでも
4人も いらしたのですが、
皆さん、応対が、
明るく丁寧だったことです。
どうもありがとうございました。

さて、ライブの 内容と感想です。
3組とも、ライブを拝見したのは
初めてです。
客席は満員でした。

まず、2番目は、
アダルト戦隊♡ボスグレンジャー
https://m.facebook.com/pinkcadillacwarabi/videos/

V&G あにゃこ
G ボス
B yukio
K mariko
D kami

「マスターの"ボス"が 主宰の、
プログレのコピーを
おやりのバンド」で、
このバンド名なのですから
勿論5人組です。

ボスのギターは、
太(ぶ)っとい音で
説得力が あります。また、
「見せる」かつ「魅せる」ことを
心得たステージングでした。

あにゃこさんは、MCの際は
優しい お声なのですが、歌声は
ロックを歌うのなら 是非欲しい
「ハリ」と「伸び」が ありました。
せっかく あにゃこさんが居て
歌ってくださるのなら、
プログレだけでなく、
「リンダ・ロンシュタットや
ボニー・タイラー(あの声を
出そうとは しないでください)
等々の曲のうち、
ロック寄りの曲」も
やって頂ければ 嬉しいです。
ギターは、「"ゴールド"しかも
"ラメの入った"エレキ」
だけでなく、アコGも 
お使いだったのですが、
それが "Ovation"
(ボディの裏側が 平らではなく、
真ん中が膨らんでいるアレ。
"ルネッサンス"を 
ご存じのかたは、
「マイケル・ダンフォードが
弾いているの」です)しかも、
写真でしか
見たことが なかった
「サウンドホールが、
"真ん中に 大きいのが 
一つだけの" ではなく、
"穴は 真ん中には なくて、
両端に 小さいのが 
複数あるの"」だったのです!
私は「鍵盤は 
PC用の軽いの1台+
モジュール1台」しか
使わないのに
身勝手でゴメンナサイ、
ボスも 途中で、ギター
別のに 持ち替えて
くれましたし、
ライブで "楽器フェア"を
やってくださると
嬉しいです。

marikoさんは、今回は、
リハには あまり 参加
できなかったそうで、
ボスから「今回は、
"キーボードは少な目の曲"が
多い」と MCが ありましたが、
「この人が フル稼働したら、
スゴイんだろうなぁ…」と、
充分 予想できる演奏でした。
「お忙しい時期は 終わった」
という
ことのようですので、次回!!
機材ですが、左手側の
遠くにあるキーボードも
お使いに 
なったのでしょうか……
少なくとも 基本的には、
「"お店の 備え付けのエレピ"と
思しきもの1台」しか
お使いでは 
なかったようですので
よく見たら「ノートPC」が……
ということは、「音源ソフト」を
お使いなのですね!

kamiさんは、平和堂さんでは、
いろんなことに 
気を遣いながら叩いているのが
分かるのですが、
ボスグレンジャーさんでは、
ハツラツとして 叩いてました。
なおかつ、「今回やることに
なってから 初めて聴いた曲」も
あったはずなのに、どの曲も
「曲を よく理解したドラミング」
でした。
そうでないと、いい曲も
いい曲には 
聞こえなくなるのです。

yukioさんについては、
後述します。

「個々の曲のうちの いくつか」に
ついて です。

まず、「イエスのハウと
元ジェネシスのハケットが
組んだバンド」GTR、


私は、GTRは ちゃんと聴いて 
いないのですが、
曲は 気に入りました。それは、
「ボスグレンジャーさんは、
どの曲も、"音の作り"は、
"70年代の"に してくれて
いたから」ということが
大きいはずですので、
「音の作りは "80年代の"である
はずの 本家」よりも、
ボスグレンジャーさんの方が
いいです。

そして、やってくれる人も多い
ハケットの代表曲"Everyday"、


「ボスグレンジャーさんの」が、
私は 一番 嬉しかったです。
「ボーカルが、元歌のとおり、
二人でハモってくれて
いたから」です。
「ポピュラー音楽
(で大事なの)は "ハモり"」です。
また、「"アウトロの
ギターソロ"の中間で
ツインリードで ハモる所」も、
ちゃんと ハモってくれました。
その際、「ギターの お二人が、
背中合わせに 
立っていたの」には
しびれました!
ボスグレンジャーさんの
「ステージング」は 
素晴らしいです。
こういうのを"Showmanship"と
いうのですね。
頭が下がります。

最後はコレ。
"5大バンド"と同じくらい、
「このバンドが 
お好きな方々」は
多いですね。
(「下にリンクを貼った動画」は、
過去のライブでの ものです)
○。○○/○○○・○。○○○
https://m.facebook.com/pinkcadillacwarabi/videos/442034621086644/

私が帰ろうと 
出口に向かった際
順路に kamiさんが 
いらしたので、
私は 熱く語りかけました。
「yukioさんと リズムが組めて、
ホンッットに良かったですね!
あの人のベースは 素晴らしい!
重量感があって、
"丸くて 柔らかくて 
伸びのある音"で、何よりも
"よく歌ってる"!」
kamiさん 笑ってました。
yukioさんは、「新作アルバム
(CD)"Total Edge Effect"が
絶賛発売中の "TEE"」


の ベースの かたです。
どのくらい「絶賛」なのかと
いうと、私は、
「初回入荷分」は 売り切れで
買えませんでした。そのくらい
「絶賛」されているのです!


次に、トリは、
SPYES(スパイス)
https://m.facebook.com/100063505815043/

V ジョン子
G スティーブ手塚
B クリス柴崎
K リック前田
D アラン老田

「世界的にも有名らしい
イエスのトリビュートバンド」
とのことで、
ライブを拝見したら、
「そう評価されて当然」だと
分かりました。

まず、
皆さん もの凄く お上手です。

次に、

私が プログレを 
聴くようになったのは、

電機メーカー「サンヨー」の
6石トランジスタ・ラジオを
72年に聴き始め、間もなく、
「日曜朝8時から やっていた
"ニッポン放送 
ポップス・ベスト10"」を知って 
「洋楽」を知り、


シカゴ


スリー・ドッグ・ナイト

等々、かかった曲 全曲に感激して 
「洋楽カブレ」に なり、
「その数ヵ月後、ベスト10入りして
番組で かかるようになった曲」に
さらに感激して、「こういう曲を 
もっと聴きたい」と思って、
「こういう曲」を 探すように
なったからです。その曲は、


ELPの「ナットロッカー」です。


"5大バンド"の 他の4組では、

私が FMも 聴き始めたのは
75年でしたから、75年以降に、


クリムゾンは、2枚組ベスト
「新世代への啓示」の特集があり、
私にとっても、クリムゾンは
「神」に なりました。


フロイドは、いろんな番組で
「炎」の曲が 何度も かかり、
気に入りました。


また、どちらも「2ndソロ」で、


アンソニー・フィリップスの
"Wise After The Event"
(事が終わってから、
「知ってたモンね~」と
「知ったかブリ」を すること)の
特集があり、


スティーヴ・ハケットの
"Please Don't Touch"の曲は、
いろんな番組で かかりました。

両方とも 気に入りましたので、
「この人達が 
いた/いるバンドの
"ジェネシスというバンド"も、
気に入るに違いない!」と
思いました。

ですが、


「イエスの この時期のアルバム
"究極"」は、
ラジオで聴いた覚えが
ないのです。


その次のアルバム「トーマト」は
いろんな番組で
かかったのですが、その頃には
私の気持ちは
「非英語圏のプログレ」に
行っていました。当時は、
「特定の番組で だけ」では
ありますが、ラジオでは
そういうのまで かけてくれる
「いい時代」だったのです。

何が言いたいのかと
申しますと、
「私は、イエスに対しては
"思い入れ"は ない」、
ですから、
「"イエスの曲を
やってくれさえすれば、
それだけで 幸せ"ということも
ない」、
ですから、「"5大バンドの 
他の4組の曲を
やってくれるバンドさん"を
評価する際」とは 違って、
「冷静に 判断できる」=
「カラい」のです。
「その私が、あんなにまでも
いいと思ったから」です。

それは、SPYESさんは
もの凄く お上手なのに、
「曲芸団」には なっていなくて、

SPYESさんが 私達に
聴かせてくださったのは、
「"演奏"ではなく
"曲"」だったからです。

SPYESさんは、
カバーなさる曲のことを
愛していらっしゃるはずです。
そして、「この曲は、こんなに
いい曲なんですよ!」と
私達に 伝えてくださいました。
「演奏技術」は、
「"いい曲であること"を 私達が
理解し易いようにするための
もの」なのであって、
「SPYESさんの演奏技術」は、
「技術のための技術」では
ないのです。

選曲についてですが、「今回は、
"普段 あまり やらない曲"を
やる」旨、MCが ありました。
普段やっている"代表曲"を
やった方が 評価されるのに
そうなさるということは、
"大英断"だったはずです。
それこそ 評価されるべきです。
それなのに、もしも
誰も評価しなかったら、
大英断を 非難しているのと
同じになってしまいます。
「その時 客席に居た人」の中で、
「"評価の意思表示"を するのに、
最も 抵抗のない人」は、
「イエスには思い入れのない私」
なのですから、
私だけ 拍手させて頂きました。


そして、1番目は、
東京幻惑銀行
https://m.facebook.com/100068617713795/

V shill
G Hattrick
B Jankee
K 洋一銀行
D カッサーリ

私は 存じ上げなかったのですが、
東大のプログレバンドで
「ジャンキーズ」というのが
あって、
そのベースのかたが組んだ
「ジェネシスの
トリビュートバンド」
だそうです。

Jankeeさんは、
・4弦ベース
・エレキ12弦ギター
・4弦B+エレキ12弦Gの
 ダブルネック
・タウラスペダル
を 担いで来てくださって、
私達「ジェネシス好き」の夢を
叶えてくださいました!

それで、フルコーラスで


"Firth Of Fifth"も
やってくださって、
みんなが待ってる「後半の
泣きのギターソロ」、
あれは「2周り」あって、
2周り目には「12弦ギターの
高速アルペジオ」が
入っていて、それまでも
再現してくださいました!
ですが、それが始まった瞬間、
「それまで鳴っていた
タウラスの重低音」が
途切れてしまいました。
その部分の「終わりの所」では
高速アルペジオも 弾きながら
タウラスも踏んで、ちゃんと
鳴っていましたから、
タウラスがトラブったのでは
ないのだと分かりました。

私も、「"テク"と "機材"の上で
出来ること は、なるべく
元歌の とおりに やりたい」と
思っておりますので、
その お気持ち、痛いほど
分かります。そのために、
エレキ12弦ギターとは別に
ダブルネックまで
担いで いらしたのですから、
なおさらです。

ですが、タウラスが鳴らずに
音が急に薄くなってしまうと、
「出来」とか、そんなことを
言っているのではありません、
「私達を、せっかく
"夢の世界"に 連れて行って
くださったのに、"現実"に
引き戻された」と 感じる、
そのことに「ガッカリして
しまう」のです。
次回は、この部分は、どうか
タウラスの方を 優先なさって
くださいませ~!

それ以外は、すべて
素晴らしかったです!


"A Trick Of The Tail"に 収録の
"Robbery, Assault And 
Battery"を やって
くださったのですが、中間の
シンセソロ→オルガンの 
ミニマルな速弾き→
「深いリバーブに包まれた
ギター単音」のフェイドイン に
続いて「メロトロンの洪水が
溢れ出す所」、私は あれが
もう好きで好きで、嬉しくて
涙が にじんで来ました。
曲が進んで、
「♪ソ~ド~ミ~~の
シンセソロの所」、あれも
好きで好きで、堪え切れず
涙が溢れました。
音楽を聴いて 涙が溢れたのは
いつ以来でしょうか……。


「アダルト戦隊♡
ボスグレンジャーさん

SPYESさん

東京幻惑銀行さん」、

私を 触発して頂き、また、

最高のイベントを企画くださり
明るく丁寧に 接してくださった
PINK CADILLACさん、

会場で、私に 気がついて
お声掛けくださった皆さん、

そして kamiさん、長い間
あれもこれも大変お世話になり、

どうもありがとう
ございました。

「kamiさんに 私よりも近い
共通の友人」が、
kamiさんは、9月13日に
ご逝去なさった旨
教えてくれました。

以前、別の「共通の知人」から
大病に罹患なさった旨 聞いた後
初めて お会いした際は
お痩せに なって おいででしたが
このライブで 久しぶりに
お会いした際は
さらに お痩せに なったとは
感じませんでしたし、以前同様
にこやかで いらしたので、
その進行具合に、私は まったく
気が つきませんでした。

人望が厚く、誰からも好かれる
かたでした。

平穏に包まれて 安らかに……。