九三式13粍は、放熱筒の冷却羽根の再生になります。

 

     朽ち果てて、円周の縁が無くなってしまった冷却羽根を、一旦根元

     まで削り落とし、新たにオーダーした丸環を奥から順に溶接しては、

     隙間をポリパテ成型する、を繰り返し放熱筒の形を再現しました。

 

     旧軍の機関銃は、この形状がキモですので何としても再生したい。

     ずっとリボーン(再生)を中断してましたが、ここをクリア出来れば

     後は懸金と後鈑(トリガー&グリップで難物)を残すだけとなります。

 

     全体をテープ養生してますが、これはアーク溶接の火玉が走ると

     仕上げた表面に傷痕が付くからです。肩当(ストック)や銃鞍もある

     のですが、どんどん長くなって行くので造るかどうかは思案中です。

 

 
     再生を思い立って4年目になって仕舞いましたが、陸自62式で丸2年を
     費やしたので作業が中断していました。作業工程の節目々々でブログ
     公開をして行きますが、本体のお披露目は次回正月を予定しています。