九六式25粍機銃は、駐退兼推進機の欠品再生になります。

 

   九六式の本体は単装であれ、銃鞍に載せて礎台支基で運用します。

   その銃鞍の受けに単装毎に2個の取付孔があり、駐退兼推進機が 

   通って、銃鞍上で撃発時の前後退のスライド調整を担っています。

 

   外観だけの修復ですが、実際は筒状のパイプ内にはバネが仕込ん

   であり、いわゆるショックアブソーバーの役目を担っています。

 

   これも重量が約4.8kg/本あるので、作業は軽量化のため削除の

   予定でしたが、左が残っていたのも何かの縁で右側も作る動機に。

   左側を取外し形状を把握した後、図面化し右側の部品を作ります。

 

   駐退兼推進機が2本で計約10kgなので分離収納しておき、飾る

   際に取り付けます。ヒンジ部分は素手でも差せる様ゆるくします。

 

   内外の銃本体だけの展示物は、これらが付いた品を見ない様に感

   じます。本来は銃鞍側に装着・残置されたであろうと思われます。