旧海軍は艦艇や基地防空等に使用された口径13.2mmの機銃弾になります。
当時は十三.二粍弾薬包と呼ばれ、九三式や保式、三式で使用されました。
薬莢のネック部には特徴的なカシメが3箇所みられ、全長は約137mm。
左から九九式小銃弾、本品、海軍九六式25粍薬莢(太っ!)を並べ、
皆さんもよく御存知の米軍の50口径12.7mmを比較で撮ってみました。
どれも安全品ですが、13.2mmは米軍のCal.50によく似ています。
こうした弾丸を多種類かつ大量に生産・消費する国力を想像するに、
当時からアジアでは、日本はやはり列強の一員だったと言えますね。
youtubeの海外投稿画像にホッチキス13mm機銃の面白い動画があります。
4:33~5:33の時間帯で、以前ブログで御紹介した大型弾倉に
弾丸を装填する様子が映っており、サクサクと24発を込める手際に
関心しました。当時、旧軍には弾薬包装填器も存在していました。
↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=8ZtdrNxAcn8
https://www.youtube.com/watch?v=r9vLr-V4W9A
海外投稿なので引用の承諾が取れないまま使って申し訳ないのですが、
使用弾がCal.50だと思われる、このホッチキス機関銃の迫力ある連射は、
当時の九三式13粍機銃のそれを彷彿とさせる動画かと存じます。