早朝、ホテル窓からの眺め。右手に城塞とサンジャン教会が見える。時計台が作動していれば、ここまで鐘の音が聞こえていたであろう。
ホテル朝食の様子。クロワッサンの他にハム、チーズ、ワッフルもある。自分は普段、朝は食べないので、コーヒーにエスプレッソ、カプチーノを頂く。冷房の効いた部屋で眠ったせいか、声がガラガラ。実は冷房無しでも、この辺りは夜、気温が下がるので過ごし易いが、せっかくホテルなので冷房オン!
ホテルを出る前に、木曜のバス56を予約する為に Ginko へ再度電話。そこで、美味しい情報をゲット。何とこの夏休み期間中は、Plage d'Oselle 迄ナベット便が出ているらしい。バス56とほぼ同じ路線で、購入したジンコのナビゴも使える!よって予約の必要なし!

今日は、サンジャン大聖堂 + 天文時計、ヴィクター ユーゴーの実家を訪れたい。城塞の足元に位置するので、スィタデル バスを利用。まずは、ブザンソン駅前のトラムウェイ2に乗る。停車名が、共和、革命、戦う人等々と続く。
そして、Chamarsで下車。おおよそ10分位。ここから城塞行きのスィタデル バスに乗る。ヴァカンス中の今はピンク色の時刻表。
終点前の Victor Hugo で降りても良かったが、サンジャン大聖堂迄でもかなりの急坂なので、終点から下って行こうと思う。城塞前。
今日はプティトランではないので、時間制限がない。周りを散歩する。
8h30。
城塞壁内に抜け路と言うか、トンネルがあるらしい。この小さい窓は、それに続くのかも。
植物が壁から生えているこの雰囲気が良い!
パノラマ。▶️0:17

昨日、船から見た Pont de Chardonnet。後で分かるのだが、この向こう、鉄塔がある場所に要塞、Fort de Bregille がある。

Rond-point de Neuchâtel。昨日のプティトランはパーキングエリア辺りからだった。
レジスタンス(反ナチス)の銃殺彫刻。忘れてはならない歴史。
坂を下り、見えてきたサンジャン大聖堂の後部。こちらに天文時計がある。右手はホテル Residence Charles Quint。1泊100€以上はする。
後部も立派。
まだ9h前で天文時計は閉まっているので、周囲を散策。色が剥げたのか、元々なのか、変わったポスト。


Ancien Passage Médiéval du Chambrier と呼ばれる中世の小路。
キリストが十字架をしょって歩いた時の様な、細い小路。
南フランスのアルプマリティム地方でも、似た様な小路が続くローマティックな村があった。とてもイタリアンである。

どうやら、この一本道のみが特別らしい。
来た路を引き返す。急坂である…
軽くエコーするトンネル。
サンジャン大聖堂の後部、天文時計側に戻る。天文時計は9h~で、もう時間だが、まだ扉は閉まっている。大聖堂は開いている様なので、階段を下りる。
幾つもある礼拝堂。右手側から回る。

この大聖堂には名画が多数あると聞いている。

Le Martyr des Saints Ferréol et Ferjeux。
Le Prédication de Saint Ferjeux。
上部の彫刻も素晴らしい!高すぎて良く見えないのが残念…


サン エティエン教会から転送された、Ferry Carondelet の墓と、両脇の彫刻 Saint Ferréol et Ferjeux。この二人は、入って直ぐの絵画にも描かれていた。
棺桶の下に人が居る。
サン エティエン教会は、現在の城塞入口辺りにあった筈。城塞建設の際に、取り壊されたらしい。考古学美術館に移された時期もあったが、2014年に大聖堂に戻って来ることが出来た。

▶️0:19
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浮き彫りの十字架への道。


パイプオルガンは小型。1987年~。


大聖堂内の彫刻について。素晴らしいが位置が高すぎるのと、薄暗いのとで実物は良く見えない。


傑作と名高い絵画はこちら。Vierge aux Saints。壁にスイッチがあり、押すと光りで照らされる。何てエコロジー。

床はこんな感じ。






恐らくこの中心部に眠る人々の墓。どうやってアクセスしたんだろう?
別の出入口。
一部は4世紀頃に大理石で作られた部分もある、大変古い大聖堂だが、色褪せた辺りにも魅力を感じる。

戻り、左手側を見学。


ジャンヌ ダルク。

最後の晩餐の絵画。

▶️0:16








パリでは全く見ない彫刻が続く。



中央に置かれた台の中。ギリシャ語でキリストのメッセージ「私は始まりで終わり」等を表している。

大聖堂で出会ったマダムが「あんまり皆には言わないんだけど、教えるわ。肌の感じが凄く美しい、珍しい彫刻なのよ。」と一押し。確かに初めて見る彫刻で、特に美しいと思う。説明の表示はない。








大聖堂を後にし、天文時計を見に上階へ。