コロナ以来、久し振りに教会で開催される無料コンサート。「弦楽四重奏 & パイプオルガン」 = "Quatuor à cordes & Orgue"。

2本のヴァイオリンとヴィオラとチェロは、コンセルヴァトワールの学生さん。
曲目。
ほぼ半分埋まった会場は、やはり年配の方々ばかり。オルガン奏者のギ氏、自らがパンフレットを配って回る。「おや、お若い方ですね!」と声をかけられる。まぁこの会場ではね... そしてギ氏は上階へ。バッハから始まる! 次のリストも素晴らしかった!!

続いて学生さん達による、ハイドンの弦楽四重奏。第一ヴァイオリンを担当する女性はとても美人! 久し振りにチェロの生音を聴いたが、深く温かみのある音で落ち着く。チェロのみの弦楽四重奏も、近々企画してくれないかな? 

ところで、4人もいる演奏者が暗黙の合図?で同時に曲に入れるのは何故だろう? この後のメンデルスゾーンの曲は、とにかくタイミングと呼吸が完璧で感動した。
演奏最中に通路反対側のマダムがボリボリと何かを食べ始め、終わったかと思うと何の躊躇もなく、ガシャガシャっと袋を丸める。おいおい... 仕事後でお腹減ってたとか色々あるだろうが、歳を重ねてもこういう方は残念に思う。だが、やはりライブ演奏は、緊張感と即興感があり楽しい! 最後にアンコール演奏。バッハのトッカータとフーガ。
右手がオルガン奏者のギ氏。この後17hのミサのオルガンも引き続き彼が担当。約1時間の楽しい時間を過ごせた。