へいちょー石川の自作小説 -20ページ目

へいちょー石川の自作小説

ライトノベル調の自作小説を投稿しています。まだ完成度が低いので人にみられたくありません。
ブログとして活用していません。

神様が話を一通り全て喋ったあと、
特にする質問がなかったので、そのまま神様は「時間が無い」と言い、最後去るときに「短い時間大切に使って過ごすのじゃぞ。」
といってくれた。何かと人のことを気にしてくれるいい人ではないか。
それを最後に、俺はこうしていつの間にか教室に居た。
窓の外は暗くなり、室内も電気一切ついていなかった。
校内は静まり返って居た。
もうこの時間だと職員室ぐらいしか人がいないだろう。
あっという間に時間って過ぎるんだな...。神様の言葉通り大切に使わなくては...。

しかし、目的がまだ決まっていない。
俺は何をすればいいのだろうか。

さっぱりわからなかった。

俺はそのまま机に突っ伏した。
意識が徐々に薄くなる。

何か行動を移さなければならないのに、何をすればいいかわからない。

何処からか声が聞こえてきた...

「あ....、やk...そ...した...場...でま...って....。」

それは、周りから聞こえたのか、それとも心の中から聞こえたのかわからなかったが、その声はまるで俺を呼んでいるような気がした。
根拠はない。
けれど、なぜかそんな気がした。
だから、俺は行動に移った。
さきほどの声がまだ耳にこだまする...。頭から離れない。
誰かの声かもわからない。
そんな声だが、どこか懐かしさがあった。

******

俺はその声に導かれるまま、歩き続けた。
今自分がどこにいるかもわからない。体も自分の意志で動いているかも定かではなかった。

しかし、一つだけ感じられるものがあった。

それは、 懐かしいようなどこか恋しい感覚だった。

俺はそれだけを心に宿ったまま、歩き続けた。

意識が朦朧とし始めた。
これは疲労なのか、それとも苦しみなのか、眠気なのか、全くわからなかった。
それと同時に、あの感覚も消えかけてきた...。
体から何か支えがなくなったようにふらつき、そのまま倒れた。
意識が遠のく...。
直に意識がなくなるだろう。
しかし、達成感というようなものを感じた。

前方に人が居た。性別すらも判断できないほど意識が遠のいていた。

俺はそのままを目を瞑り、意識を失った