小説書こう。
暇だからね。
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Monster Hunter Another Ⅱ 第11話 古の霞龍【霞章】
「あっちは…エリア4ですね…」
「あぁ、先を急ごう」
――――――エリア4にて。
「くっ…先に着いてたか…」
俺にはオオナズチの姿が見えないが空牙さんにはわかるようだ。
「行くぞ!」
空牙さんは気を取り直し、音爆弾を放った。
姿を消していたオオナズチは大きな音に驚き、姿を見せた。
「さっきの攻撃でだいぶ体力を削ったはずだ!このまま討伐するぞ!」
「了解!」
俺はオオナズチとの距離を詰め、尻尾に向かった。
俺が近づくのと同時にオオナズチは尻尾を振り、風圧を発生させた。
緩やかな尻尾の動きから凄まじい風圧が発生し、俺は吹き飛ばされて尻もちをついた。
「龍風圧かよ…」
俺は改めてオオナズチに詰め寄り、龍煌闇刀【天神】を抜いた。
作戦は先ほどと同じ、尻尾に火を縫った斬撃を浴びせ、気を練ったところで脚を斬りつける。
上手くいけばダウンも取れるという作戦だ。
練った気を解放し、オオナズチの左脚に連続で気刃斬りを浴びせる。
5回斬りつけたところで大きく踏み込み体を捻らせる。
「気刃大回転斬ッ!」
体を回転させ、思い切り周囲を薙ぎ払う。
気刃大回転斬を叩き込み、オオナズチはバランスを崩し、転倒した。
「空牙さんッ!!」
「わかってる!」
空牙さんは双龍天爪【風翔】に龍属性と火属性を縫い、鬼神化した。
『炎龍天花舞』ッ!!!!!!!!!!
オオナズチの角に激しい乱舞を浴びせた。
空牙さんが剣を振り切ると同時にオオナズチの角は根本からポッキリと折れた。
オオナズチは大きく怯み、仰け反った。
その隙を俺は見逃さず、龍煌闇刀【天神】を抜き放った。
『紅龍炎天斬』ッ!!!!!!!!!!
尻尾に龍属性と火属性を縫った一閃。
オオナズチは俺と空牙さんを見回すと大きな眼をさらに大きく見開き怒りを露わにした。
オオナズチはバックジャンプと共に霧を放った。
俺はその霧を浴びてしまったが何の変化もない。
そのままオオナズチに近付こうとしたとき、異変に気付いた。
(体が動かないッ…。声も…出せない…)
「レックス!大丈夫かッ!!」
空牙さんが俺の方へ駆け寄ってくる。
「これを飲め」
空牙さんはポーチから何かを取り出すと俺に飲ませた。
「…って辛あァァッ!!」
「すまんレックス、調合に失敗してニトロダケ多めになってる」
空牙さんが手に持っているのは元気ドリンコ。普通ならニトロダケの辛さをハチミツで中和するんだけど…。
「とりあえずこれで元気になったろ?」
「ま、まぁ…」
俺は再び立ち上がり、姿を消したオオナズチに音爆弾を放つ。
快音がエリアに響きオオナズチが姿を現した。
「よくもやってくれたな…」
俺は龍煌闇刀【天神】を抜き、オオナズチを思い切り斬りつけた。
オオナズチはそんな俺をあしらうかのように尻尾を振るった。
風圧が発生し尻もちをついてしまった。
オオナズチはその隙に俺と距離をとった。
オオナズチが体を微妙に反らせる。
「ブレスか!」
オオナズチはブレスを俺に向かって吐いた。
「くっ…」
俺は何とかそれを避けた。
「危なかった…。って…」
さっきまで俺がいた場所を見ると地面が腐食し、周りの草がどんどん腐っていく。
「成程な…だからショウさんの防具は…」
本当にショウさんが無事だったのは奇跡なんだなと実感した。
オオナズチは再び姿を消した。今度はどこにいる?
「レックス!上だッ!」
「同じ攻撃は二度と喰らうかッ!」
俺は大きく横っ飛びし、オオナズチの圧し掛かりを避けた。
避けられることを見切っていたのだろうか。オオナズチはすぐに次の行動に移る。
オオナズチは少し浮くと紫の霧を噴出した。
「くっ…」
喰らってしまったがすぐに解毒薬で毒状態から脱出する。
俺が解毒薬を飲んでいる間にオオナズチはエリアを移動していた。
「空牙さん、次は?」
「おそらく隣のエリア3だ」
ようやく角を折り、能力を制限できたがまだ尻尾を斬るには至っていない。
「レックス、これからの攻撃は尻尾に専念するぞ」
「了解」
俺達はオオナズチを追ってエリア3へと向かった。