最近暇だったら小説書いてる気がするけど気にしたら負けなんだよね。たぶん。
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Monster Hunter Another Ⅱ 第3話 嵐に舞う黒い影
クシャルダオラはまだエリア8にとどまっていた。
「いくぞ!皆!」
空牙さんの掛け声でクシャルダオラに向かって走り出した。
俺はポーチを開き、閃光玉を取り出した。
俺はそれをクシャルダオラの眼前に放った。
強烈な閃光がクシャルダオラの視界を塗りつぶし、クシャルダオラは平衡感覚を失い、地面に落下した。
「皆!今だァ!!」
地面でもがいているクシャルダオラに向かい俺達は武器を向けた。
「コイツの能力を完全に絶ち切るには角を折るしかない!頭を狙うんだ!」
「了解!!」
俺達3人は一方的にクシャルダオラの頭を斬り続けた。
ミラも毒を塗った矢を雨のように降り注がせる。
やがてクシャルダオラは立ち上がり、闇雲にブレスを放った。
しかしあらかじめ離れて置き、直撃は避けた。
クシャルダオラは再び風の鎧を縫った。
「来るぞ!」
クシャルダオラはこっちへ全速力で突進してきた。
俺は何とか避けたが、風の鎧により、尻もちをついてしまった。
その隙をクシャルダオラは見逃さなかった。
クシャルダオラはブレスを吐く態勢に入る。
(殺られる!?)
俺はクシャルダオラを見上げ、そう思った。
(まだ諦めるには早いんじゃないか?)
何処からか声が聞こえてくる気がする。
まあ気のせいだろう。
(おいおい、まだ俺の存在に気付かないのか?それでも俺の持ち主かよ…)
何だ?ふと龍煌闇刀【天神】に目をやると、刀刃が黒く煌いていた。
(まさか?お前?)
(あぁそうだ。さ、相棒。まだ諦めるには早すぎるぜ!)
気が付くと俺はクシャルダオラに斬りかかっていた。
思い切り踏み込み、クシャルダオラの頭に一閃。
その瞬間クシャルダオラはブレスの態勢を崩し、大きく仰け反った。
(やればできるじゃないか!)
(だろ?)
「レックス!大丈夫か?」
「ハイ、何とか。助けられましたよ」
「は?俺は助けた覚えはないぞ?」
「空牙さんじゃなく、コイツにです」
「?」
空牙さんは未だ意味が理解できてないらしい。
「まぁいいや。とりあえずチャンスです。やりますよ!」
空牙さんも武器を抜き、クシャルダオラを斬りつけた。
さらに気を高め、鬼人化し、目にもとまらぬ乱舞をクシャルダオラの頭に叩き込む。
「ガアァァ!!」
クシャルダオラは悲鳴のような鳴き声をあげ、空に舞い上がった。
舞い上がるというよりはバックジャンプだろうか。
その動きに翻弄され、判断が遅くなった。
次の瞬間俺と空牙さんの体は中を舞っていた。
「グオォォォォォォォォォォオォォォォォォ!!!!」
クシャルダオラは咆哮を上げ、地面に降り立った。
さらにクシャルダオラは風を縫った。
この状態ではミラの放つ矢もはじかれてしまう。
「くっ…撤退…するしか…」
既に閃光玉は尽きている。
「撤退…するしか…ないんでしょうか…」
シアンは目に涙を浮かべている。
(天神、どうすればいいんだ?)
(じゃぁ一つヒントだ。俺ももう風ぐらいは縫えるぞ)
(風…?そういうことか…火を持って火を制すってのと同じだな…!)
俺は龍煌闇刀【天神】との会話をやめると、目を閉じ、意識を集中した。
イメージするのは…「風」。
その瞬間、風が吹き荒れた。クシャルダオラによるものではない。
自身が起こした風によるものだ。
俺は夢中でクシャルダオラに向かい走り出した。
「レックス!何を考えてるんだ!!いや…待てよ。今刀刃に縫われているのは…風!?」
「ハアァァァァァアァァァァァァ…!!!!」
『風牙天翔【天】』!!!!!
自分の風をクシャルダオラの風に叩き込む。
その瞬間クシャルダオラが纏っていた風が消えた。
「もう一撃…喰らえェェェェェェェェ!!!!!!!!!!!!!!!」
『風龍天闇斬【天】』!!!!!!!!!!
クシャルダオラの頭に一閃。
この一閃でクシャルダオラの角が折れた。
「ガアァァァァァ…!」
クシャルダオラは悲鳴とも思えるような鈍い咆哮を上げ、天空へと舞い上がった。
そのままクシャルダオラは雪山から遠ざかっていく…撃退に成功したのだ。
(やればできるじゃないか)
(だろ?)
「お~い、レックス~!!」
空牙さん達が俺のもとへ駆け寄ってくる。
「レックス、凄かったね。どうやってアレ思いついたの?」
「いや、ただの偶然…さ…」
「ありがとうございました、レックスさん。おかげで村を守ることができました!」
「いや、いいんだ。それよりシアン。お前凄いな!才能あるよ!」
「ほ、本当ですか!?」
「あぁ、良かったら俺達とパーティーを組まないか?」
「え、い、いいんですか?」
「あぁ俺は大歓迎だ。2人共大丈夫…かな?」
「あぁ俺は全然」
「大歓迎だよ!」
「という訳でこれからもよろしくな!」
「ハイ!」
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波乱の幕開けになりましたね…第二期は。
まぁ予想できてたひとも多かったでしょうけど…
モンスター図鑑
ドドブランゴ

大型化したブランゴだがその体格はブランゴより遥かに大きく、全長、体高はおよそ2倍。
見た目としては大きく発達した上腕と口外にまで伸びた鋭い牙、こぶのように突き出た頭部が特徴。
身体を包む純白の体毛は雪山山頂付近の痛烈なまでの冷気も遮断する。
緊迫していない状態の場合はナックルウォーク(大型霊長類が行う拳を地面に付けて歩く歩き方)だが、
戦闘態勢に入るとステップのような小刻みな動きから飛び込むようなダイナミックな動きまでする。
巨体ではあるが発達した筋力から生み出される俊敏さはブランゴを遥かに上回る。
腕の力をフルに活かした肉弾戦を得意とするが、一方で地面から雪の塊を引き剥がしたり投げつける、
雪を吹き付ける、咆哮と同時にあらかじめ雪中に潜ませていたブランゴを呼び出す等といった
雪山の地形を利用した頭脳的な手段もとる。
群れの長たる証は牙であり、これを失う事は長の資格を失う事を意味する。
逆にこれを手に入れたハンターはドドブランゴを討伐した英雄として評価されるため、
この牙を狙って戦いを挑むハンターも少なくない。
クシャルダオラ

未だ謎が多いものの、古龍種の中ではかなり生態についての研究が進んでいる種。
並みの飛竜よりも大きな体格を誇り、背中には大きな翼を持つ。
ただし翼が極端に発達しているために大きく見えるだけで、実際の全長は他の古龍種と比べるとやや小さめ。
普段は四肢で地面をしっかりと捉え歩行するが、咆哮の際には後ろ足で立ち上がり天に向かって絶叫する。
全身が鋼鉄の強度と性質を持つ鱗や甲殻に覆われている。「鋼龍」と呼ばれる所以である。
風や天候を自在に操作する能力を持っており、
出現地域には大木が折れんばかりの突風を伴う暴風雨が観測される事が多々ある。
さらに自分の身体を包むように旋風を巻き起こし、それを纏う事で身を守る。
不用意に接近する者は悉く吹き飛ばし、風を突き破って攻撃してくる者がいても鋼の鱗が攻撃を弾く。
そして驚異的な飛行能力を持ち、その巨体を完璧に支えつつ陸地を走る人間のように小回りも利く。
この事から「風(を)翔(る)龍」の異名を取る。
地上でも四肢を駆使し、かなりの素早さを見せる。
余りにも堅い甲殻を持つ生物はその分動きが鈍くなる傾向にあるが、
クシャルダオラの動きはその通説を根本から無視するような素早い動きである。
口からは凄まじい風圧を持つ風のブレスを吐き出す。
これは簡単に言えば単なる息の塊だが、一発で岩石さえ砕け散る程の恐るべき破壊力を持つ。
さらに直撃した者の身体を猛烈な勢いで吹き飛ばし、受け身を取る隙さえ与えずに壁や地面に叩き付け、
自動的にダメージを加算する仕組みになっている(が、ほとんどの生物は直撃した時点で絶命する)。
錆びたクシャルダオラ(脱皮直前の個体)
クシャルダオラの黒銀色の鱗は時間の経過と共に徐々に酸化し、
一定期間毎に全身が赤茶けた錆に覆われる。
このため脱皮を繰り返して成長し、定期的に鱗や甲殻を新調する習性がある。
この脱皮直前の赤茶けた錆に覆われた姿が、この錆びクシャルと呼ばれる個体である。
脱皮直前は、無防備な自分の姿を晒す事になるため、通常時以上に神経質になっており、
中には街を襲撃する個体もいる。
また、上記の理由から、脱皮の瞬間に立ち会う事は、
ただでさえ天災に匹敵する存在たる古龍の逆鱗に触れる事になるため、
未だクシャルダオラの脱皮を目撃したという話は聞かれない。
因みに脱皮する生態が確認されていなかった時期は、その体色と攻撃性の違いによって、
数種類の亜種が存在すると考えられていた。
実際、ゲーム中では事実上亜種と同じ扱いであり、有効な属性や属性倍率が通常の個体と異なる。
また、気が立っているためか、通常の個体より怒り状態になりやすい。
なぜか鳴き声が通常とは異なっており、文字通り錆付いたような声である。