ブラキディオスを節目として1期を終わらせる。
それが俺のプラン。
2期からはまた話数を振り出しにしようかな。
これから色々外伝とか入れてくつもりだし2期はゴチャゴチャなるかも。
モンハンの世界観なんてわからねーよ!って人はブックマークのサイトに行ってみて下さい。
小説のネタはソコから色々持ってきてますので。
竜大戦とかも。
それじゃ本題に移りますか。
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Monster Hunter another 第46話 剛き紺藍【後編】
ブラキディオスは脚を引きずりエリア7へ移動していった。
「もう少しですね。空牙さん」
「あぁ。だが今回の目的は捕獲だからな。うっかり討伐しちゃわないようにするんだぞ」
「了解です。で、麻酔玉は持ってきました?」
「……」
大体予想はしていたさ。こんなことだろうと…
「仕方ないですね」
俺はポーチから捕獲用麻酔玉を2つ取り出し空牙さんに渡した。
「これで消臭玉の分はなしですよ!」
「あぁわかってる!」
俺と空牙さんは残りのクーラードリンクを飲みほし、エリア7へ向かった。
エリア7に着くと、ブラキディオスが待っていたかのように粘液をばらまきながら拳を振り上げた。
俺はそれを右に避けると龍皇闇刀【天神】を抜いた。
空牙さんも同時に双龍天爪【風翔】を抜き放った。
斬りつけると同時に鮮血が飛び、傷口に水が侵入する。
水属性は主に血中の血の濃度を下げることでモンスターにダメージを与えている。
何度か斬撃を与えたところでブラキディオスは再び怒り状態に移行した。
「グオォォオオォォォォォォオオォォォォォォォ!!!」
エリア中に響き渡るような大きな咆哮が放たれた。
「ぐっ…耳が…!」
咆哮により体が硬直し、動きが数秒封じられた。
ブラキディオスは頭を地面に突き刺した。
硬直から体が自由になると同時に空牙さんが叫んだ。
「レックス!ヤバい!離れろォ!」
俺は翻弄されて反応が一瞬遅れてしまった。
空牙さんは双龍天爪【風翔】を抜き風を縫い思い切り地面に叩きつけた。
空牙さんはその勢いで大きく宙に舞い上がった。
その間、わずか0.5秒。
次の瞬間、爆発音がし、気が付くと俺は宙を舞っていた。
「ぐはっ!」
俺は地面に叩きつけられ、全身を強打した。
「レックス!大丈夫か!」
「ってェ…」
俺は立ち上がり、ポーチから回復薬グレートを取り出し、一気に飲み干した。
「レックス!一旦退避だ!」
俺と空牙さんは再びエリア8へ向かった。
「大丈夫か?」
「ハイ…何とか…」
「いや~でも凄かったな…全方位を爆発で一掃するとは…」
「けど空牙さんも凄かったです。あの一瞬であんなことを…」
「まぁ長年の勘ってやつだな。10年以上もハンターやってたら自然に体が動くもんだ」
そんな会話を交わしながら態勢を整えていると見慣れた女性ハンターが駆け寄ってきた。
「レックス~!空牙さ~ん!」
「ミラ!大丈夫か?」
「うん!それよりレックスの方が大丈夫なの?怪我してるけど…」
「あぁコレはちょっと爆発に巻き込まれて…」
「ちょっとかニャ?」
ミラの傍にいたアイルーのレイが口を開く。
「ちょっとじゃないなw」
そんな会話を交わしながら俺と空牙さんは砥石を使い、消耗した切れ味を元に戻す。
ミラは矢に毒を塗っている。
「今度は麻痺性の毒を塗ったからその隙にミラは罠を設置してね」
「了解ニャ!」
エリア7へ行くとブラキディオスはそこにはいなかった。おそらく移動したのだろう。
「火山に住むモンスターの大抵はエリア6で休眠を取るからな。エリア6に行ってみるか」
エリア6には空牙さんの予想通りブラキディオスが休眠を取っていた。
傍にはリノプロスの死体が転がっていた。
「ブラキディオスはリノプロスを捕食するのか…」
俺と空牙さんはそれぞれ龍皇闇刀【天神】と双龍天爪【風翔】を抜き放ち、ブラキディオスを無理やり起こした。
「グオォォ…!」
ブラキディオスは苦しそうな鳴き声を上げ、起き上がった。
それと同時にミラが麻痺毒を塗った矢を放つ。
矢はブラキディオスの頭の先端から尻尾まで貫通し、麻痺毒がブラキディオスの体を蝕む。
ブラキディオスは身動きが取れなくなり、その場で硬直している。
「レイ!」
「ニャ!」
レイは急いで穴を掘り、その上に粘着性のネットをかぶせた。
次の瞬間、ブラキディオスは穴に落ち、同時に麻痺も解かれた。
ブラキディオスは穴の中で動けなくなり、必死にもがいている。
俺と空牙さんとミラはポーチから捕獲用麻酔玉を取り出すと同時にブラキディオスに向かって投げた。
ブラキディオスはもがくのを止め、穴の中で寝息を立て始めた。
「捕獲完了っと…」
俺達4人(?)はブラキディオスをギルドに引き取ってもらい、帰路に就いた。
捕獲されたブラキディオスはギルドでじっくり研究されるらしい。
――――――――― 明くる日
「お~い少年。もう船を出すゼヨ!」
「あぁ船長!今すぐ行きます!」
俺は船に乗り込み、傍にいた女性ハンターの横に腰かけた。
「いよいよだな。ミラ」
「そうだね。レックス」
ハンターになってからもう2年が経とうとしていた。
これまで幾多もの飛竜を相手に戦ってきた。古龍と戦ったりもした。
俺は17歳。ミラは18歳になった。
様々な経験を積み重ね、ハンターとして成長してきた。
「2人の経験の成果がいよいよ試されるな」
割って入ってきたのは1人の青年。
彼は20歳になり、ハンター歴は12年になった。
人生の半分以上をハンターとして過ごしてきた人物である。
彼の名は空牙。パーティーの中でも最も経験があり、最も頼りになる人物。
ギルドではかなり重宝されているらしく、時折ギルドの裏の仕事もこなしている…らしい。
「空牙さんはドンドルマに出向いたことはあるんですか?」
「あぁ何度もな。というか一時はドンドルマで活動してたからな」
「ドンドルマには美味しい食べ物もいっぱいあるニャ」
「もうレイはそのことばっかり…」
「う、うるさいニャ!」
「ほら2人(?)とも…」
「レックスは子守みたいだなww」
「どういうことですか!?」
「いや、なんとなく。この光景を見て」
「もう、空牙さん~。からかうのはやめて下さい」
こうして俺達の波乱万丈(?)な船旅が始まった。
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次回はたぶん1期の最終回ですね。
さ、頑張ろうか…
んにしても眠い…