みなさま、こんにちはニコニコ


REX10期、

新潟からロシア・ウラジオストク派遣の

渡辺政寿(わたなべまさとし)です。


この4月より、REX-NETの代表を務めておりますアップ


代表就任のごあいさつとも兼ねまして、

しばらくの間、

ブログを担当させていただくことになりました。

どうぞよろしくお願いいたします音譜


私は、1999年10月から2001年2月まで

ウラジオストクの国立海洋大学に

派遣されておりました。


そのときのエピソードは、

第1回目の連載時


(2010年11月~12月に、

いくつかご紹介しましたチョキ


ご興味のある方は、こちらをご覧ください左下矢印

http://ameblo.jp/rex-net/theme4-10023266867.html#main


今回、また貴重な機会をいただきましたので、

帰国後に、教育現場で実践してきたことを

何回かに分けてお伝えしたいと思いますニコニコ


どうぞよろしくお願いいたしますビックリマーク



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このブログは


「国際教育活動ネットワーク REX-NET」


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それでは、クイズの答えから

(1)セルビアの王様は必ず帽子をかぶっているそうで、帽子をかぶっていないのはありえないのだそうです。

(2)指を差している方向は、オスマン帝国の支配下にある地域とのこと。

(3)100名以上が入るとのこと


イタリアの高校の日本語教育

イタリアの高校で日本語を教えているところはないだろう、と思っていたのですが、イタリア国内で日本語を勉強している高校生を対象とした「オンライン日本語コンクール」を紹介されました。主催者の予想を上回る応募があったそうで、「オンライン」ですから、当然のことながら、その力作を見ることができます。ロンバルディア州の教育委員会のサイトのリンクから入ることができます。どうぞ下のURLをクリックして、見てみてください。https://sites.google.com/site/concorsogiapponese/home


REXプログラムでは徳島県からドイツの高校に派遣されていますが、イタリア派遣を検討してくれる日本の教育委員会はないでしょうか。

「オンライン日本語コンクール」の審査に当たった方の話によると、高校段階で日本語を学習した学生は、日本語学科に進学する人は少なく、別の専門を持って、日本語も、という人が多いそうです。


イタリアの大学の日本語教育

イタリアでの日本語熱はまだ冷めていないようで、前回のクイズに出した写真のような大教室に、日本語専攻の学生がいっぱい座って授業を受けています。私が見学させてもらった授業は、初級の漢字クラスでしたが、教室の大型液晶モニター(前方と中ほどに1台(?)1枚(?)ずつあります)に、たとえば、「初」という漢字の意味、書き順、成り立ちなどを示すアニメーションを投影して、マイクの音声を通して日本人の先生が説明していました。見学者がいたせいかもしれませんが、100名を超える大教室とは思えないほど、静かで、熱心に漢字を書いて練習していました。


イタリアの大学で日本語を教える先生の悩み

とにかく大盛況なので、1クラスあたりの人数が多いことです。会話でも50名近い学生がいるのだが、できるだけ学生に発話させるにはどうすればよいか、と聞かれ、ウ~ンと考え込んでしまいました。

私は一番多くて1クラス当たり20名ぐらいの学生という大変恵まれた日本語教育環境でずっと過ごしてきたので、50名と聞いただけでビビってしまいます。

一つの大学ではなく、いろいろな大学でこのような感じです。こんなに多くの人が日本語を勉強してくれているイタリアの学生のために、何とかしたいのですが…。

日本の大学でイタリア語を学ぼうと思うとかなり限られますが、イタリアは主要大学に、日本語学科があります。ありがたいことです。


中国、セルビア、イタリアの話の締めくくり

この3か国と日本に共通にあるのは、中国語教育機関「孔子学院」でしょう。圧倒的な物量、予算に加え、大学の中に中国語教室を開く、というこのアイディア。

そして、東南アジアでは、日本留学より韓国留学に人気があるという話も聞こえてきます。

これからは、日中韓の3か国で優秀な留学生の取り合いになるでしょう。無理をして日本へ、ということではありませんが、「日本に興味がある」、「日本が好き」という人たちのために何かお手伝いをしたいと考えております。


ご挨拶


当初、1か月のつもりでしたが、更新がのびのびとなり、ずいぶんと引っ張ってしまいました。新学期を迎えたことでもありますし、直接法によるタイ語の洗礼を受けるREX研修も始まりました。そして、REX-NETも新しい代表者となりましたので、次の担当者にバトンタッチしたいと思います。


私の担当分は次の写真で締めくくりたいと思います。どのような経緯で作られたのか、聞くのを忘れてしまいましたが、SAMSUNGの大きな看板が見えるベオグラード市内の公園に鹿威しを模して作られたオブジェがありました。そのオブジェに添えられていた碑です。


ご愛読、ありがとうございました。



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それではクイズの答えから。


下の写真のとおりです。(斜めになっておりまして、申し訳ありません。)


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ナチスの収容所というと、アウシュビッツが有名ですが、ガス室の原型は、このセルビアで考案されたとそうで、排気ガスを移動のバスに引き込んだのが始まりと言われています。

日本の世界史の教科書では数行の記述になってしまいますが、大変な戦火をくぐり抜けてきた国だということがよくわかりました。

でも、ヨーロッパの国だな~と思ったのは、道に椅子とテーブルを置いたカフェが多いこと。こんな感じでした。近くには「すし」の看板も見えました。また、フランス語や英語の公的なセンター(Alliance Francaise??)もありました。


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この通りの近くには、オスマン帝国の支配から解放した王様の銅像もあります。たしかイタリアだったと思いますが、著名な彫刻家に依頼して作ったのはいいのですが、セルビアの習慣を知らなかったようで、セルビアではあり得ない姿となっているそうです。

それでは、クイズその1です。

(1)セルビアではありえない姿とはどの部分でしょうか。

(2)指は何を差しているのでしょうか。



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ミュンヘンの国際線(?)乗り継ぎは標準45分?


さて、ベオグラードを後にしてヴェネツィアへ向かいました。ミュンヘン乗り継ぎだったのですが、乗り継ぎ時間が45分しかなく、大丈夫だろうかと訝しがっていたのですが、係員は「十分だ」という返事。ミュンヘンに着いてみると、案の定、"I missed the flight." EU域内の乗り継ぎであれば、パスポートチェックをしない国内線扱いなので45分で十分なのですが、EU域外からの乗り入れとなると、入管検査があり、荷物も厳重にチェックするため、あと一歩というところで間に合わず、6時間待ちとなりました。


イタリアの大学での日本語教育


ヴェネツィアはタクシーが入り込めないので、地図を片手に歩いて行きました。ヨーロッパの大学はえてしてそうなのですが、日本で言う「たこ足キャンパス」で、あちらの建物、こちらの建物に分散しています。それでアジア・アフリカ学部の建物にたどり着いたと思ったら、最初に飛び込んできたのは、中国語教育を行っている「孔子学院」のぴかぴかの看板でした。その横の階段を登り、待ち合わせの場所へ。


そこには、日本のいろいろな大学からのショートステイ(SS)プログラムのポスターが所狭しと貼ってありました。日本の報道からすると、イタリア経済は相当悪いので、元気がないのかなと思って行ったのですが、そんなことはありませんでした。日本よりずっと暖かく(これは珍しいとのこと)、明るい国で、奨学金なしでも日本に短期留学したいという大学生が多いとのことでした。また、アジアの言語の中では、日本語の志望者が多い、とのことでした。


ここで、eラーニング教材の宣伝をしたあと、授業を見せてもらいました。授業中の写真は撮らなかったのですが、下の写真は、見学した授業の教室と同じ広さの教室です。



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さてここでクイズです。

(3)この教室には学生が何人入るでしょうか。


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