みなさま、こんにちは。渡辺政寿です。

ブログの不具合で、ここ数日、アップロードできず

ずいぶんあいてしまいました・・・。


さて、今回は

ロシアクイズの答えから・・・


Q1 How long does it take by plane

from Niigata to Vladivostok ?

A) About 1 hour B) About 3 hours

C) Anout 5 hours D) About 7 hours


新潟から、ロシア・ウラジオストク までの、

フライト時間は、1時間半ほどです ので、

答えは A)です。


Q2 Which are Russian Food ? Choose 5.

A)ピロシキ    B)ブリヌイ

C)クスクス    D)スコーン

E)ザワークサウト F)ボルシチ

G)ペリメニ    H)ユドウフ

I)ビーフストロガノフ  J)タコス

K)カンシャオシャーレン L)ナン


ロシアの食べ物なのは、

A)ピロシキ  B)ブリヌイ

F)ボルシチ  G)ペリメニ

I)ビーフストロガノフ です。


Q3 Which is Russian folktale ?

A) 長靴をはいた猫

B) きれいになりたかったカエル

C) 桃太郎

D) ヤチのお人形

E) 大きなかぶ

F) 白雪姫


正解は、E)大きなかぶ です。

ロシア語で、かぶは「リェプカ」といいます。

ロシア民話なんですよね。

トルストイのものが良く知られています。



さてさて、本題のカード交換です が、


このロシアクイズには1時間かかりますので、

次の授業時間で、

カードの作成(下書き)をします。

モチベーションはしっかり高まっていますので、

生徒たちは、やる気があります。


ロシアの日本語を学ぶ大学生は

日本に憧れにも似た感情を抱き、

将来の一攫千金の夢につながる言語

という現実的理由もあいまって、

一生懸命に日本語を学びます。


そういうロシアの学 生に

日本の高校生の生活を、日本の習慣を

教えてあげるという観点で

カードを書くように指示します。

絵を描くもよし、

ウェブサイトからダウンロードするもよし、

雑誌、チラシからの切抜きを貼るもよしとします。

アニメが得意な生徒は、イラストを描き、

折り紙を折って貼る者、書を書く者、

さまざまな年賀状ができあがります。


あくまでも英語の授業の一部なので、

英語も使わせたいという思いがあり、

また、日本語を学ぶロシア人学生のためには

日本語のメッセージも書いてあげたい、

という思い、

そして、今回、新しく触れた文化であるロシアの

言葉であるロシア語も

ぜひ使ってほしいという思いがありますので、

年賀状に用いる言語は、その3言語としています。

自分の名前と、挨拶程度は、

ロシア語で挑戦できるように、
キリル文字の一覧表と、
簡単なあいさつ文のプリントを渡します。
ロシアの学生のレベルに応じて、日本文化の紹介などには、
英語で取り組む生徒が多いです。

漢字には仮名をふったりしながら、

日本語で相手に質問をしたりします。




この活動の最大のメリットは

同世代の若者と情報交換をすることで、

英語圏以外の文化にも目を向けるきっかけに

なったということ、かなと思います。

この活動に参加した生徒の中には、大学に入って

ロシア語を第二外国語として履修し、

実際にウラジオストクの

海洋大学を訪問した者がいました。

また、カード交換の経験を通じて、


日本語の奥深さに目覚め、

それを伝えるべく東京六大学の一角を占める

大学の社会学部に

普通科で受験対策にいそしんだ生徒ではない

にもかかわらず、

AO入試を突破し、見事入学した者がいます。

日本語の面白さに気づいたことを

課題作文の題材として使い、

見事に難関を潜り抜けました。

この時は本当に嬉しかったです。



のちほどの連載で、

実際のカードをご紹介しますね。




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みなさま、こんにちは。

REX-NET、渡辺政寿です。


ちょっと間が開いてしまいましたが、

さっそく前回のクイズの答えから・・・・



これまで、12年間の

日露カード交換に参加してくれた人数は、


日本側の高校生  約2000名

ロシア側の大学生 約1950名 


合計で 約3950名となっております。



4000名に手が届きそうなぐらい

たくさんの方に参加していただきました。



こうして振り返ってみると、

われながら、すごい人数になってきたと驚きます。


今後も、ライフワークとして

できる限り続けていきたいと思います。


カード交換の初期の頃は、

日本側とロシア側の人数が合わなくて、

1人対複数人での交換を実施していました。


しかし、せっかく交流をするのに、やはり、

しっかりと自分の交流相手がいるほうが

喜びも大きく、

ロシアから届いた美しいカードも

自分の思い出の品となるということで、

生徒の声を反映して、

1対1の交流となるように、人数調整をしました。


そのおかげで、生徒たちのモチベーションも上がり、

文通相手ができたということで、

1度きりの交流でなく、その後も自分たちで

何度かやりとりを続ける生徒もでてきました。


最近では、お互いに

メールアドレスやフェイスブックなどの連絡先を

カード、年賀状の内容に盛り込む生徒、学生が増え、

より継続した交流がしやすくなってきております。



年賀状とクリスマスカードの交換ですので、

実施時期は冬です。


進学校に勤務することが多かったため、

高校1年生の段階で実施しています。


期末考査が終わった12月初旬、

英語科の授業の一環として実施します。


常に私が

1年生を受け持っているわけではありませんので、

英語科の先生方、1学年の先生方を巻き込み、

学校全体の取り組みとして実施させてもらっています。


ほとんどの生徒は


「ロシアの大学生とカード交換をするよ」


と言うと驚きます。


アメリカやイギリス、

オーストラリアなどの英語圏であれば、

さほど驚かないのだろうと思いますが、


「なぜロシア???」と思うのでしょう。



多くの生徒は、

ロシアについてのイメージが

ほとんどありません。


新潟とロシアは、日本海をはさみ、

地理的にも近く、姉妹都市もあり、

飛行機も新潟空港から

直行便で飛んでいるのですが、

高校生にとっては、

ほとんど無縁な国なのでしょう。


なにか書けといわれても、

ロシアなんて、何のイメージもわかないし、

質問も思い浮かばないから、

何を書いていいのかわからない・・・


最初はそんな声もありました。


そこで、年賀状を書く前に、

事前学習として


「ロシアクイズ」


なるものを実施することにしました。


ロシアに関する、地理的な情報、

衣食住など生活に関する情報など、

ふんだんに写真を盛り込んだクイズを

パワーポイントで作成し、

生徒に挑戦させます。


クイズの答えをあわせをする中で、

さまざまな写真を見せたり、

人気歌手の歌を聞かせたり、

実際に私が現地で使っていた

帽子(シャプカ)や

重い皮のコートを試着させたりして、

ロシアに触れてもらうのです。


これにより、短時間で、

ロシアに対しての理解が深まり、

ぐっと興味を持つようになります。


ほとんどの生徒が、

近くて遠い国であるロシアについて、

知らなかったことが

いかに多かったかに驚き、

カード交換に対して、

モチベーションが一気に上がってきます。


ちなみに、

あくまでも英語の授業の中で行いますので、

質問などは英語で実施しています。


せっかくですから、

ブログを読んでくださっている皆様にも

実際のロシアクイズに、

数問挑戦していただいて、

今日のところはおしまいにします。



What do you know about Russia ?


Q1 How long does it take by plane

from Niigata to Vladivostok ?

A) About 1 hour

B) About 3 hours

C) Anout 5 hours

D) About 7 hours


Q2 Which are Russian Food ? Choose 5.

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みなさん、こんにちは。

REX-NET、渡辺政寿です。


それでは早速、帰国後の取り組みについて

ご紹介したいと思います。



ウラジオ在任中の2000年12月より


当時担当していた国立海洋大学の

ロシア人大学生と


新潟での在籍校であった

新潟県立十日町総合高等学校の生徒との


クリスマスカード・年賀状交換を実施しています。



ロシアの学生から日本へクリスマスカードが届き、

日本の学生から、ロシアへ年賀状が届く

というものです。



次世代を担う日露の若者の

「架け橋」になるような活動はないか・・・と


考えたところ、

このアイディアが思い浮かびました。



在籍校の英語科の同僚に頼んで

日本側の年賀状の取りまとめを

行ってもらいました。



この取り組みは、大変好評でした。

日本語、ロシア語、英語が織り交ぜて書かれた

心のこもったカードに、

一生懸命言葉を学んでいる、

まだ見ぬ国への思いをはせ、

どの学生もうれしそうにしていました。




帰国後も、

ぜひカード交換を続けたいと思いました。


そのまま赴任した

十日町総合高等学校で1年、


その後転勤した先である

新潟県立高田北城高等学校で8年間、


そして現在の勤務校である

新潟県立直江津中等教育学校で、

今のところ2年間、


合計12年間にわたり継続して来ました。



ある年は自分の担当クラスである1クラスのみ、

ある年は1学年全体(7クラス)など

参加者の数には多少の変動はありましたが、

同僚の協力、学校の理解を得て、

1年も途切れることなく続けてこられました。



ロシア側の取りまとめは、

私の勤務校であった海洋大学に勤務していた

日露青年交流センター派遣教師の方を中心に

継続していただいています。

(のちの連載で詳細に触れます)

今ではウラジオ市内の日本語学科がある大学

5大学から参加者を募ってもらっています。


派遣教師の方々も、異動や交代があるのですが、

代々、引き継いでくださっていて、

今日まで継続できているのです。

多大なご協力に、本当に感謝です。




カード交換の詳細や、

実際のカードも、

これから紹介していこうと思いますが、

長くなったので、今回はこのへんで。



前回担当だった、藤村先生のまねをして、

クイズで終わってみようと思います。


出題:

私の12年間のカード交換の取り組みに

参加してくれた学生の延べ人数は何人でしょうか。



ではまた次回!

みなさま、素敵なGWをお過ごしください。




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