今回は帰国以来続けてきた
日露交流が
他校にも及んだ話を
書かせていただきます。
新潟県立海洋高等学校は
ここ十数年に渡って
ウラジオストク市にある海洋大学と
姉妹校関係にあり、
毎年5月のゴールデンウィーク前後に
カニ籠漁を兼ねて海洋大学を
訪問していました。
海洋大学と言えば、
ここまで読んでくださった方には
お分かりでしょうが、
私の勤務していた
極東海洋アカデミーが
校名変更した学校です。
私の在任時も
海洋高校生たちを
ウラジオ市内に案内したことが
懐かしく思い出されます。
昨年、私の前任校の元同僚である
小玉陽子先生が転勤され、
翌年にウラジオ訪問を控えた
2年生の担任になられました。
小玉先生は前任校で
私が実践していた日露カード交換に
いたく共感してくださり、
昨年11月に
ご自分が担任をされている
生徒さん達を対象に
ウラジオ訪問をより効果的に実施するための
動機付けに、ロシアクイズをしてください
と依頼がありました。
両校の管理職からも承認を得て、
私は海洋高校で20名ほどを対象に
ロシアクイズを実施しました。
想像以上に反応がよく、
生徒たちは興味津々の表情で
取り組んでくれました。
終了後には数人の生徒が質問に来てくれ、
翌年のウラジオ訪問を
待ち望んでいる様子がはっきりと見て取れました。
この出張講座を介して、
私の夢であった人的交流が
間接的にではありますが、
実現することができました。
この時の様子が
糸西タイムスに掲載されました。
つい先日には
私の現勤務校の生徒の父親が
海洋高校の実習船の乗組員ということで、
その生徒を通じて
父が「海洋高校の生徒たちにとって、
おかげさまで大変有意義な実習になりました。
ありがとうと伝えてくれ」と
申しておりましたと
嬉しい報告をしてくれました。
来年も再来年も
私としてはどんどん出かけていって、
国際交流に一役買いたいと思っております。
今回、素晴らしい機会を
与えてくださった小玉先生、
この場を借りてお礼申し上げます。
人の環って素晴らしいですね。
また、実感しました。
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