ウツ気味になって起こっていることは、遅い時間にしんどくなってきたなと思ったら何か食べてしまうんです。去年の検診でメタボと診断され指導を受けて肥満領域からギリギリで抜け出したというのに、今は多分もう元に戻っちゃってるんじゃないかと思います。食べてしまうものも、これまた「遅い時間には避けるべき」とされているような、カップ麺とか甘いお菓子とか。普通の食事時間に食べるものも、以前なら年齢なりに薄味でも満足できるようになっていたと思うのに、今は濃いめ、辛めでないと物足りません。
お腹は一層出てくるし、今日など珍しく父親と大型の店舗へ買い物に行ったのですが、鏡に映る自分の姿が他のお客さんのそれより太っていてたるんでいて・・・もう、なんとも恥ずかしかった。
僕が今のように毎年メタボ検診で引っかかるようになったのは40代になってからですが、30代後半に仕事を一度辞めて一年半ほぼ引きこもり状態になった時に、やっぱり外へ出られなくなったんですね。しかもその頃は擬似的に家の近くで一人暮らしをしていたものだから、今のように外出を誘ってくれる家族もなく、他に何をするでもなく時間だけが過ぎていくというような日々でした。今もあんまり変わりませんが。
当時の主治医にその状態のことを話すと、いろいろと薬を調整されて、まだ出始めて間もなかったSSRIを処方されたりもしました。それが体に合わずに、食べる時以外はだるくてだるくて布団に横になっているだけという時が続いたり。鬱を治すはずの薬が自分には合わず(だいたい僕は抗うつ薬が合いません。)、逆効果になっていました。あの引きこもって横になっている時間が長かった一年の間に、加齢も重なって太るきっかけになったように感じます。
その後も仕事にまた就いたものの、パソコン相手の座り仕事がほとんどで、拘束時間が長く行き帰りが疲れるので車を使っていたりしました。すると体重もどんどんと増加していきました。おまけに胃腸の調子が悪くなり、その次の職場で義務付けられていた人間ドックを受けた時に胃にポリープが見つかり(良性ということでしたが。)、「胃の中や十二指腸まで赤くただれてるよ」と先生に言われて「さもありなん」と思ったりしました。
その後も仕事でプレッシャーを感じたり、何しろ人が怖くなっていたので仕事以外の時間もあんまりリラックスできなかったりして、胃腸の不具合は進んでいきました。今は仕事についていないし日常のストレスがだいぶ少ないので、あの頃に比べるとかなりマシだと思うのですが、やっぱり時々おかしくなります。親の健康のことをや自分の先行きのことなんかを悪く考える時なんかが特に。
運動も簡単な家事や、今は建物の壁の修繕作業を少しづつやっている程度で、疲れることが以前よりも早くて多く、ウォーキングとかジョギングとか、本当に体にいい運動と言えるものもしていません。で、最初に書いた遅い時間の間食?です(日に三度食べるのが原則だとすると、「夕食」に当たるものではあるんですが。)。
ともかく遅くて静かな時間になってくると、春までは割合に落ち着く時間だったのに、今はじりじりとした重苦しい時間になってしまっていて、一時何もできなかった時にはただしんどい時間を命の電話にかける子機を握りながら過ごしたし、その後、少しづつこうしてパソコンを触ったり写真を見れたり(写真を撮るのが数少ない趣味です。)できるようになってからも、やはり不安感が来る時には食べることが我慢できない。前は「遅い時間にお腹が減ったら温かい飲み物を飲んだりしましょう」という栄養士さんとの約束が守れたのに、今はそれができない。どうしても食べてしまう。
診察も前回はしんどくていけなかったのですが、近くまたあるのでそんな話も先生にしてみようかと思っています。