2023年10月24日~抗がん剤ブレオマイシン投与と先生との話(終)~ | ~縦隔原発胚細胞腫瘍(希少がん)から復活への道~

~縦隔原発胚細胞腫瘍(希少がん)から復活への道~

非閉塞性無精子症から奇跡の復活を遂げた大福タロー


新たに待ち受けていたのは10万人に1人レベルのがんだった


今回も諦めない力で完治、復活を目指す

縦隔原発の胚細胞腫瘍でセミノーマとなります。

「まだまだスタートしたばかりですが、確実に効果が出ていきます。

頑張っていきましょう!」

 

 

 

 

 

 

「はいっ、先生(; ・`д・´)!!!」

 

 

 

 

 

この後、2週間続くブレオマイシンの投与となった。

 

 

 

 

 

初回なので、先生が部屋まで案内してくれることになり、廊下を一緒に歩く

 

 

 

「通院時は専用のお部屋で投与を受けてもらいます。まぁ、時間も1時間くらいなので

そこまで辛くはないかと思います。ただ、白血球が既に減少しているのが確認出来ましたので、

減少を食い止める為の注射に毎日来てもらう事になります。」

 

 

 

 

 

 

「全然平気です、風邪(感染症)ひくよりよっぽど良いですし、有難いです。」

 

 

 

 

 

 

わかっている、推測できる副作用に対して未然に防ぐ、防ぐ努力をする

 

効果がある、ないではなく、これが大切

 

 

 

 

 

 

「では、また翌週お会いましょう。何かあればすぐにご連絡下さい。私は病院にいますので。」

 

 

 

部屋への案内を終えると、先生は早歩きで戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、この熱血大先生

 

この大きな大学病院でただ1人で全腫瘍関係を受け持っている。

 

 

 

 

勿論、理由があってのことだが、「1人」でだ。

 

 

 

 

 

相当な知識や経験がないと1人では出来ないし、ましては、回らないだろ・・・。

 

 

 

 

 

 

准教授、専門医、指導医等の資格、立場を持っている方だが

 

 

「1人」で立ち向かう事

 

 

 

 

 

内科、外科問わず各専門部門からの圧力もあるだろう

 

 

「1人」で立ち向かう事

 

 

 

 

 

入院中、通院中問わず、毎回必ず先生が対応する、対応してくれる

 

予期せぬ事態も起きるだろう

 

 

 

「1人」で立ち向かう事

 

 

 

 

 

 

 

 

私はそんな先生の姿勢がとても好きだ

 

この先生で良かったと心底思える

 

この先生について行こうと素直に思える

 

 

 

 

 

 

 

がんと闘いを続ける私も1人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、全然「1人」なんかではない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1クール後半

通院による抗がん剤治療開始である