今回ご紹介するドラマ、
初っ端から、
スゴイこと言っちゃいますけれど・・・
正直言って、
自分の意志と趣向だけでは、
リアルタイムで
絶対に視聴しなかった
と思います
「ハイパーリアルロマンス」
って、キャッチフレーズからして、
ハズしそうだな
・・・と、直感的に、
わかっていても
リアタイしたのは、
結果的には
正解
でした。
いつもの通り、あらすじは書きません。
ネタバレなしでお届けします
わかっていても
【こんな人にオススメ】
恋愛にコミットしきれない美大生たちの葛藤と成長に共感したり、学生時代を懐かしんだりしてみたい人
エモーショナルな映像、メローな音楽などの演出に、韓国ドラマのイメージが変わる体験をしたい人
ちょっとエロチックなシーン含む、若者のリアルな日常を、ドキドキしながら覗き見したい人
史上最高の美男美女カップル
ソン・ガンとハン・ソヒのみずみずしい美しさを「鑑賞」し、キュ～ンとか、ホヘ～
とかしたい人
※ちなみに、
私がこのドラマを見た理由は、
ソン・ガン「ナビレラ 」
ハン・ソヒ「100日の郎君様」
で、2人とも好演していたので、
気になっていた、
というのもありますが・・・
ひとことで言うと、
皆が見ていたから
に尽きるかも
（詳しくは、後述します
）
【ざっくり言うと、
こんなドラマ】
美大生たちが、
様々な形で恋愛に悩み、
試行錯誤する姿を描く
「青春ラブストーリー」
・・・と、要約してしまうと、
溌溂としたおしゃれな若者たちが、
明るく元気いっぱいに、
夢と恋愛の成就に向けて頑張る
といったよくある
若者ドラマのイメージが
湧くかと思うのですが・・・
このドラマの基本的ムードは、
スローでアンニュイ
な感じなんですよ
それを、
儚く美しい映像美
と捉えるか
うつろ（虚ろ・空ろ）な韓国ドラマ
と感じるのか
が、評価の分かれ目かもしれません・・・
ナ、ナント
のスゴイシーンが
あるとか、ないとか・・・
ただいま絶賛売り出し中の
主演2人にしては、
か～な～り際どいシーン
に挑戦したな～
と局地的にドキドキさせてくれます。
（まぁ、ただ、一般論では、
大したことないレベルですが）
それだけでも、
このドラマを見る価値はあるのかも～
【（超初心者による）
韓国ドラマあるある度】
韓国ドラマっぽいストーリー：
エモ～ショナルカメラワーク
ムーディ～な音楽
などなど、どことなく、
フランス映画
を彷彿とさせる雰囲気が漂っています。
（「愛人／ラマン」を思い出しちゃったよ…）
つまり、
韓国ドラマあるあるの
わちゃわちゃ感は、
ほとんどありません。
（大学生コンパのシーンくらい
それさえも、
私の大学時代と比べると、
大したことないような・・・）
【総合的評価】
（星4.1）
ひとことで言うと、
ソン・ガンとハン・ソヒの
美術品のように、
美しいビジュアルがなければ、
絶対に成り立たないドラマです。
私は、ソン・ガンの特別なファン
ではありませんが、
まるで、彼と恋愛しているかのような、
映像や演出の数々には、
掛け値なしに、
ドキドキしました。
何ていうのか、
ソン・ガンと疑似デートできる
精巧なイメージビデオ
ときめきメモリアル
みたいな～
（・・・って、年齢バレますね）
ハン・ソヒも・・・
「100日の郎君様」
の強く美しくも儚い世子嬪役が
印象に残っていますが、
現代の女子大生役も、
揺れる心とか、
秘めた葛藤なども、
うまく演じていたと思います。
他の出演者たちも・・・
（
女の子たちも、相当美形で、かわいいんですよね）
（この人の恋愛模様は、
掘り下げれば、
「韓国ドラマあるある」
のラブコメになりそう～）
（彼女も、
気高さが魅力的だけど、
唐突に出てきた上に、最後まで、
ナゾが多かったモヤモヤが・・・）
（通称「じゃがいも🥔」くん
ここで、私が口を開くと、
ネタバレにつながってしまうので、
何も言えねー・・・）
（個人的には、
「すごいセクシーな存在感～」
と心が躍ったけれど、
「諸事情」でアングルカットが
すごいことになっていたような・・・
（作品に罪はないと思うっ
））
いずれも、
各役柄の個性をうまく演じていて、
今後大ブレイクしそうな
若手俳優さんばかりですね～
そうだと
わかっていても
色々な意味で、
惜しいドラマだっ～
と感じる理由は・・・
結局
「ハイパーリアルロマンス」
が何なのか
よくわからなかったからかな・・・
「生理」
「女性視点のLGBT」
などなど、
今までのドラマでは、
ほとんど着目されてこなかったけれど、
いくつかのリアルなエピソードは、
印象的でしたし・・・
個人的には、
普通の（文系）大学しか知らないので、
美大独特の環境が、
とても興味深く、
授業や制作過程を
もうちょっと見たかったかなー
（やはり、学生の本分は、
アレじゃなくて、
学業でしょう
）
ストーリー自体も・・・
う～ん、何て言いますか・・・
なぜ、
ナビ（ハン・ソヒ）とジェオン（ソン・ガン）は、
あんなことやら、
こんなことやら、
急にしちゃったりするのか・・・
背後にある
闇（病み）が深～い
感覚はありますけれど・・・
（職業病です）
他の登場人物たちの恋愛模様も、
詰め込み過ぎかな～
全体的に急展開過ぎる
という感じは否めません
というのも、
家族背景とか、
変化をもたらす人物とか、
ほんの少しは出てきますけれど、
人物や関係性の描写が、
絶対的に不足しているんですよね
だからかな、
もどかしさが残りました。
10話だから、仕方ないのかな
映像美を重視するなら、
思い切って、2時間の
映画にしちゃった方が、
良かったような気も・・・
いずれにしても、
大学生だからこその、
感情や本能に突き動かされるまま、
刹那に生きる恋愛
といった振り切った表現とか、
テーマを絞るとかすれば、
もう少し（40代の私にも）、
了解可能だったかもしれません。
・・・というわけで、
中盤あたりで、
ドロップアウトしかけた私でも、
結局、ほぼほぼ、
リアルタイム視聴＆完走できた
唯一の理由
それは・・・
ブロ友のこまさんを始め、
ブログや
Twitterで、
1話終わる毎に、
みなさんの感想や解釈を見ること自体が、
とても楽しかったからです
私にとっても、
ナ、ナント
NETFLIX視聴開始以来、
初めて
初回から最終回まで
リアタイしたドラマなんですよね
自分では気付かない視点や感覚を、
毎週、人と分かち合うことが、
こんなにも、楽しいことなんだな♪
これもまた、
韓国ドラマの醍醐味のひとつだな～
と知りました
まぁ、良くも悪くも、
突っ込みどころ満載ですしね～
（ソン・ガン主演作の「ナビレラ」と、
蝶がかぶってるので、
パロディしやすいしね）
私も、ちょこちょこ、
臨床心理士視点の分析を、
Twitterでつぶやいてみたところ
はむはむ@reviewby8686
#わかっていても のジェオンは、臨床心理士的には、当初、「依存症」とか「人格障害」を疑いましたが…たぶん「愛着障害」かなー🤔っていても、最終回で生い立ちなどを描く時間はないでしょうから（3人の恋の行方が忙しすぎるので💦）一体、彼は… https://t.co/b87uCbmqv3
2021年08月20日 10:45
意外と反応が大きくて～
みなさん、きっと、
「ジェオンって、
いったい何者」
と思うんでしょうね・・・
（まぁ、思いますよね・・・）
その点を、ネタバレありの感想として、
別の記事でまとめようかな～
と考えています。
（追記：アップしました）
いずれにしても、
話題のドキドキ
の韓国ドラマ
特に序盤は、人目をはばかりつつ
サクッと視聴して、
様々な感想を楽しむというのは、
いかがでしょうか～