過日、「合房」を特集してしまったので
恋愛の流儀としては、
完全に順番が逆
のような気もしますが・・・
(若い頃、そんな時期もあったような・・・)
今回は、
私が好きな
韓国ドラマのキスシーン
をご紹介したいと思います。
先輩ブロガーの方々が、
既に様々に展開されているので、
超初心者の身で、大変僭越ではございますが
私が選ぶ基準は、以下の3点です
「え”、ここでキスするの~」
という、意外性あふれる
シチュエーション
「絶対、キスするな~」
というよくあるシーン
(告白、事件、ハッピーエンドetc)よりも・・・
「え”、うわっここか~」
と度肝を抜かれるような、
創作性あふれるシチュエーションの方が、
ドキドキ度がアップ
して、好きですね。
自制的男子が、
自制できない恋心を爆発する感
まぁ、韓国ドラマのキスシーンの87%
(はむはむ調べ←ウソです(笑))は、
不可避なエピソードにより、
あふれる恋心が自制できないという特徴がありますが
それが、本当は自制的な男子、となると、
ドキドキ度が更にアップ
しますよねー
感情の流れが感じられる空気感
画が美しいこともさることながら、
言葉にはあらわれない感情、とか、
流れが見えるような表情とか間、とか、
そんな空気感や緊張感が伝わってくる
キスシーンが大好きです
一応、心理学者のはしくれ(笑)
という立場から、
登場人物の心の動きにも注目し、
(ムボーにも)考察してみたいと思います
このあと、本記事の性質上、
ネタバレが含まれますので、ご注意ください
愛の不時着
厳密には、
「絶対キスするよね」
って誰もが思う別離のシーンであり、
上記の3条件から外れているようにも見えますが・・・
北朝鮮と南朝鮮の国境線上
つまり、実は、
命がけのキスシーン
と冷静に考えてみると、文字通り、
地球上で最もドラマチックで、
意外性のある場所
ですよね
もうちょっと、
このキスシーンの意味を深堀りしてみますと・・・
恐らく、
それまでのジョンヒョク(ヒョンビン)は、
北朝鮮の政治体制とか、
エリート家庭出身という「運命」のもと、
兄の死とか、
自分の夢とか、
「何があっても、主張せずに、受容しよう」
と自らを律して生きてきたのかな~
と推測します。
でも、セリ(ソン・イェジン)を愛することにより、
生まれて初めて、国や家族よりも、
自分の感情を大切に生きることを選んだこと
が、このキスシーンの持つ深い意味なのかな、と
だから、2人の別れがより切なくなる一方で、
2人の新しい関係への助走、つまり、
「韓国編」への始まりを予感させる別離
でもありますね
太陽の末裔
これは、もう、ねぇ
冷静沈着で文武両道な
エリート大尉(ソン・ジュンギ)が、
仕事上でも、
恋愛関係でも、
色々と葛藤を抱えつつ、
「(あー、色々あって酒飲みたいけど)
派兵中だしな・・・」
と、ちゃんと自制しようとしてるのに・・・
勝気な女医のモヨン(ソン・ヘギョ)の挑発にムキになって、
気持ちがあふれ出し、
「それなら、キスしてやる~~」
みたいな
大尉の心の声が聞こえてくるかのような(笑)
本来、すごくできた人なのに、
子どもみたいに、
素直な気持ちに従ったキスシーンです。
でも、こんなにも、
自制と感情のバランスがとれていて、
ウィットに富んでいるキス
見たことないですね~~
(大体性欲感情だけがあふれるのが常だからね)
このドラマ、
雄大な自然の中、
2人が思いを確かめ合う
キスシーンも非常に美しいのですが・・・
私は、2人の恋の駆け引きのある、
このキスシーンの方が
断然好みですね。
サイコだけど大丈夫
このキスシーン、今回選んだ中では、
唯一ベッド上だし、一番セクシーな雰囲気かもしれません。
でも、私がこのシーンが好きな最大の理由は、
「愛の不時着」と同じ、なんですよ、実は
感情をコントロールするために、
ガンテ(キム・スヒョン)が、
ムニョン(ソ・イェジ)に教えた
「3秒カウント」
これによって、ムニョンは、
自制する術を身につけ、
逆に、ガンテは、
自制し続ける生き方を捨てた・・・
つまり、お互いの存在と相互作用によって、
自らの生き方を劇的に変えた瞬間を、
キスシーンでうまく表していますよねー
個人的には、
ムニョンへのあふれ出す思いを止められず、
「3」と自らカウントした瞬間、
「自分に正直に生きるスイッチ=キス」
をしたガンテの表情に、
キュン死にしますね・・・
でも、それ以上に、緻密な脚本と、
キム・スヒョンとソ・イェジの高度な演技力が際立っているようにも感じます
つまり、言葉は一切ないのに、
想像以上に、お互いを深く思っていたことを
確かめ合いつつ、
自分でも知らなかった自分自身に、
思いがけず出会ってしまった
驚きとかとまどいとか、
2人の心の動きが、鮮やかに見えるのが、
スゴい~
たぶん、これからも、
ベスト3に入り続けるであろう
大好きなキスシーンです
以下は、次点番外編
上記の3条件には当てはまらないけれど、
なんかすごく好きなキスシーンもご紹介
ショッピング王ルイ
うまく言葉では説明できないような、
不思議な魅力のあるキスシーンなんですよね
別に、ベッドシーンでも、
ディープキスでもないし、
すごく気の利いたセリフでもないし。
むしろ、性的なにおいは
一切排除したかのようなシチュエーションで、
ただただ、自分の心に正直に、子どもみたいに、キスするだけなのに・・・
妙にセクシーで、
ドキドキしちゃうんですよね。
ソ・イングクの魅力かな
ナム・ジヒョンの演技力かな
「心の動き」という意味では、
恐らく、ルイが、
本当の自分に目覚めた瞬間、
みたいなものを、
キスで表現しているのでしょうね
バックに流れる音楽も、ナ、ナント、
FIREですよ。
キスシーンなのに、ロックな音楽・・・
色々な意味で、私も萌(燃)えます
シークレット・ガーデン
このドラマ、設定もストーリーも、
既成概念を超えていますが、
キスシーンも、どれも、想定外なものばかりで、キュン死に必至~
その中でも、私が特に選んだのは、こちら
まあ、すごいシーンですよ
フツー、こんなケンカしながら、
キスしないでしょって
しかも、ジュウォン(ヒョンビン)も、
ライム(ハ・ジウォン)も、
どちらも、言っていることは正しいんですよ
それを、文字通り、
「口封じ」で突破するジュウォンに屈するライム
このキスシーンから、
価値観が全く異なる2人が
共に生きていくには、
「論理的な正しさを貫くこと」
じゃなくて、
「相手を純粋に思う強さを見せること」
なんだな、と学ばせて頂きました
いずれにしても、強引なキスが好きな人には、たまらないんじゃないでしょうか~
以上、キスシーンの紹介に加えて、
登場人物の心の動きの考察までついた
お得な企画(え”、そうか~)
いかがでしたでしょうか
好評でしたら?!
また次のシーズンでお会いしましょう~