今回は、ようやく、「愛の不時着」の感想をご紹介します。
見始めてしまうと、もう一瞬で終わってしまいました~
ちなみに、
いきなり見始めたきっかけについては、こちら
そして、私の「愛の不時着」体験(笑)はこちら
以下、詳しいあらすじは書きません。
結末に関するネタバレはないですが、
重要なエピソードに触れますので、未視聴の方はご注意を
愛の不時着
【こんな人にオススメ】
2020年、韓国ドラマにハマっているすべての人
・・・ざっくりしすぎていて恐縮ですが
「そうとしか、言えねーぜ」って感じです。
蛇足ながら、付け加えるなら・・・
北朝鮮の生活に興味がある人
最近ドラマや映画で、泣きたいけど、泣いていない人
寡黙だけど、スーパーアクションを繰り広げるヒョンビンを堪能したい人(笑)
* ちなみに、私がこのドラマを見たきっかけは、前回の記事で書いた通りです。
今年、韓国ドラマにハマって以降、ずーーっと見たいと熱望していました。
でも、私自身、美味しいものは、最後にとっておくタイプ(笑)
ということもあり、「見たいぃぃ~」と極限状態まで、取っておいたわけです。
【ざっくり言うと、こんなドラマ】
「たくましい女子」と「守ってくれる男子」が織りなす愛のドラマ
このドラマ、登場する女子が、精神的に、とにかく強いんですよね
よく主張し、大胆に行動しますね。
なんだか、時代の潮流を感じますね~
それでも、「危機的状況では、男子が必ず守ってくれる」
というお約束通りなのが、キュンキュンするポイントかと
ちなみに、私の中の「最強女子」は、ズバリ、
ジョンヒョク母ですね。
超エリート高官の夫に対しても、「母の愛の力」でもって、意思を訴える姿に、もうビックリ~
それに対して、権力と愛でもって応えようとするジョンヒョク父も、なかなかやりますね~
そういう見方をすると、
このドラマは、男性(=権力) vs 女性(=愛)の、
パワーバランスのせめぎ合いの物語でもあるし、
そういう描き方が、万人(特に、甘すぎるラブストーリーが苦手な男性など)に
受け入れやすいポイントなのかな~と推測します。
北朝鮮の暮らしと人々が、多くのことを教えてくれる。
このドラマでは、北朝鮮の暮らしが、興味深く描かれていますが、
その中で私が一番強く感じたこと、それは・・・
「ほのかな明かりじゃないと、見えないものがある」
ってことかな。
あの「アロマキャンドルの胸キュンのシーン」は、
強烈な光(=利便性、地位、お金etc)の下では見えないものを照らしてくれる、
心そのものに感動するんですね、きっと。
「北朝鮮編」では、全体的に画面のトーンが暗くて、
たき火や、キャンドル、夕陽と言った、ほのかなあかりのシーンが多いのですが、
「いつでもある」と思っていると、見えないもの
を、厳しい生活や人々の素朴な温かさを通して見せてくれるのが、
このドラマの最大の魅力のひとつと思います。
OSTにもメッセージ性がある。
やたらと、情感に訴えるような音楽ではなく、
ひとつひとつの曲にメッセージ性があり、それがドラマ全体を彩ります。
私は、「FLOWER」が一番好きですが、
「北朝鮮編」の厳しい状況の中で、ふと愛らしい声と曲調で、
「あなたを心配している」と、シンプルなメッセージを伝えられちゃうと、
もうズキューンと来ちゃって、涙腺崩壊です
【(超初心者による)韓国ドラマあるある度】
韓国ドラマじゃないとあり得ない度:
「同じ民族・言語なのに、国境越えが超困難な国同士の男女によるラブストーリー」
って、日本でリメイクしようとしても、絶対ムリ!!ですね(笑)
瀕死でも必ず復活する度:
このドラマでも、「絶対死ぬでしょ、これ」ってシーンから、
なぜか、必ず復活するんですよね、しかも何人でも、何度でも。
(いや、もちろん、復活しなきゃ困るんだけどね)
ヒョンビンの「はまり役」度:
「シークレット・ガーデン」の総合的評価(→詳しくはこちら)と全く同じことが、
奇しくも、「愛の不時着」でも当てはまるんですよね~
つまり、どちらのドラマも、まぁ、ヒロインの意志が男性以上に強くて。
それを受け止めつつも、ピンチの場面では、彼女を力強く守る、
っていうのが、ヒョンビンのはまり役なのかも
(もちろん、精悍な顔&体形も素敵だし、すねた表情もかわいい~)
【総合的評価】
(星5)
美しい景色、未知なる国、奇跡的な出会いを、印象的な音楽で彩る物語。
美男美女カップル(ヒョンビン&ソン・イェジン)だけでなく、
2人をとりまく人々の心の温かさ、滑稽さ、残忍さも含めて、すべてが愛おしいような・・・
完全なる「愛の不時着ロス」です
それが、どれくらいかと言うと、
ドラマ完走の翌日、ふと流れてきた「アイネクライネ」(これまた名曲)で、
ふと、また涙が出てしまったくらい
あたしあなたに会えて本当にうれしいのに
当たり前のようにそれらすべてが悲しいんだ
今痛いくらい幸せな思い出が
いつか来るお別れを育てて歩く
このドラマとは、全く関係のない曲なんですが
このフレーズが、2人の気持ちを表していて、
それが、ドラマの間中、ず~っと、そこはかとなく漂っているから、
もう切なくて、何度見ても泣けますね~
・・・と、ここまで、大絶賛してきましたが
個人的には、リ・ジョンヒョクについて、色々と言いたいことがあるんです
それは、次回に続きます