汐の香り梅雨が明ければ本格的な夏が来る。ぼくは夏が好きだ。夏特有のあのジリジリ感が好きなんだ。まだ少し早い夏を感じに海に行く。海岸では潮干狩りの家族がいた。海の家はまだopenしていないようだ。ぼくは砂浜に座り、海を眺める。汐の香りに包まれ、ぼくは未来を想像する。