今朝はコルトレーン。
ジャズにどっぷりとはまり始めた頃、
ぼくも誰しもと同じようにコルトレーンの世界を歩いていく。
そして至上の愛でひとつの到達点に達するんだな。
難しすぎてこれがイイのかどうかさえもわからないんだけど、
これがジャズなんだと思って、ふむふむと聴く。
眉間にしわをよせてふむふむと聴くその姿勢こそが、
ジャズを聴く姿勢なんだと。
その後ぼくはズートシムズやデックスと出会って、
ジャズは難しいものから楽しいものへと変化していく。
そう思えば、入門書というのは学校の教科書と一緒で面白くはないけれど、
知識として覚えておかないといけないものなのかもしれない。
コルトレーンの至上の愛は、まさに有名大学への参考書のようなものだ。
今朝も眉間にしわをよせ、聴く。
それが心地よかったりするからジャズはやっぱり面白い。