しばらくは仕事と家の往復が続いている。
夜も働いているから、夜の街に行くことも本当になくなった。
そうなって改めて、バーでやる一杯の重さがわかる。
ストレスを発散する術はやっぱりバーでやる一杯なんだな。
それでも今やっていけるのは、未来への希望に他ならない。
やはり人には希望が大切だ。
辻仁成さん的に言うと、「希望は死なない」となる。
「希望」は誰しもが平等に持てるもの。
2年前、ぼくはこの「平等」という言葉に涙した。
ある教会の牧師先生に、
「どんな人でも平等に幸せになる権利がある」と教わった。
東側のステンドグラスから差しこむ陽光に神様の光を感じ、
この牧師先生の言葉を信じてもう一度人生頑張ってみようと思った。
ぼくはその時に自らに「希望」を持ったんだ。
まだしばらくはこういう生活が続くだろうが、
自分の持てる一歩一歩をしっかりと歩むことだ。
希望へ向かって。