昨日は、ちょいとした用があって普段全く行くことの無い虎ノ門まで行ってきた。
で、あまり行くことの無い場所や初めて行く場所で昼食を摂るタイミングがある時は、なるべく事前に飲める店を調べていくという習慣がある(笑)
が、昼飲み出来て「行って良かった」と思えるような個人店的な酒場というのは、実は意外に少なく、いつも結構苦労して店を探す事になる。
が、最近すっかり「町中華飲み」が習慣となったため、店を探す苦労が無くなった(笑)
昔から昼飲み出来る店と言えば「蕎麦屋」が定番なのだが、良く考えてみれば「中華料理屋」だって立派に飲めるんだよな。今更ながらだけど。
でも、中華料理屋での昼飲みってのは、世の中的にもポピュラーになったのがここ最近のような気がする。
なんとなく夜しか飲んじゃイケナイような雰囲気というか、カテゴリーと言うか(笑)
高級店ならいざ知らず、町中華的な店は、どうしても「仕事中の昼食」ってイメージがあるもんね。
って、まあ、あんまり平日の昼間っから町中華で飲んでる人もいないんだけどね(笑)
という訳で、まずネットで「虎ノ門、昼飲み」で検索したのだが、ある一軒のアクセスを見る際にちょいとストリートビューを見てみたら、路地裏に黄色いテント地の庇が出ている「いかにも！」といった感じの町中華が目に入ってきた。
となれば、もう直感的にソコに決定。
それがコチラの「三陽」である。
14時頃の入店で先客が5名。
スタッフは、アイドルタイムだからなのか？店主とおぼしき高齢のおっちゃんのワンオペだった。
外観にたがわずかなり年季の入った店内は、超絶に味があってイイ感じ。
なんかセットみたいな感じもして、普通に撮影に使ってそうだった(笑)
オーダーしたのは、瓶ビール590円にレバニラ炒め500円。
ビールは、キリン新ラガーの中瓶。
で、ワンオペで先客のオーダーがまだ出てなかったので、ちょいと待たされたのだが、その間におっちゃんの手際の良さをじっくりと拝見させて頂いた。
で、このおっちゃんのスゴイのは、料理の手際の良さもさることながら、記憶力と暗算力？が超絶にイイところ。
特に紙に書いてる様子も無かったが、お客が帰る際に金額がポンポーンとめちゃめちゃスムーズに出てくる。
また、複数客の合算の金額もまるで計算していないかのごとくパパッと出てくる。
アレだけでテレビに出れるレベルだったな(笑)
そして、ほどなくしてレバニラ登場。
量は少な目だが、値段も安いし独り飲み用ならば十分。
味は、ちょっとというか、かなりしょっぱかったが、まあ、こういうお店は、味はオマケみたいなところもあるのでね(笑)
しかし、ホントにイイ雰囲気の店だったな。
おっちゃんもなんか味のある感じだったし。
ワンオペだったからか、何度も「大変遅くなってすみません」と言ってたのもめっちゃ好感度高し。
なかなか来る場所ではないが、また来ることがあったら寄ってみたいな。
そして、虎ノ門の街もちょこっとだけ散策してみたのだが、昔ながらの店が結構いっぱいあってめっちゃ風情のある街並みだった。
日本酒の「升本」もあったしね。
しかし、路地裏に居酒屋や焼鳥屋も結構あったのだが、皆軒並みランチ営業してた。
やっぱ苦しいんだろうなぁ。
てか、こんなに皆営業してるんなら、町中華じゃなくても店探しも苦労しなかっただろうな(笑)
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