レストランマナー その2 | フランス料理店  レヴェイヨンのブログ

レストランマナー その2

 
先日 山の神より天然きのこの入荷がありました
 
マイタケ

 
ナラタケ
 
ハツタケ
 
ブナハリタケ
 
ハナイグチ
 
それぞれ特徴があり、香りや触感を楽しめます
天然のきのこは知識がないと怖くて自分での採取はできませんが
山の神にお願いすることで安全に入手でき
お客様に楽しんで頂くことが出来ます
ありがたいことです
 
きのこは水洗いをすると香りが飛ぶから洗っちゃダメ―
なんて言う人もいますが
枯れ葉がついていたり、虫が食っていたり、ひだに砂が嚙んでいたりするので
ワタクシは良ーく洗います
ひとまず香りよりきれいに処理することを優先し
そのうえで香りを引き出すことを意識して調理しています
 
 
ドレスコードなど
服装についてドレスコードを提示している店はありますが、提示していない場合は常識の範囲内で自由です
お店や同席者の雰囲気を崩さない格好なら大丈夫です
(例えば高級店にタンクトップとサンダルで入店したり、大衆店にラグジュアリーなドレスを着て入店したら
他のお客様から注目の的になるだろうことはお分かりになると思います)
最近はフランスの三ツ星店でもノータイ、ジーパン、スニーカーくらいの恰好では
入店を断られることはほぼありません
ですが、服装を決めるところからがレストラン遊びの醍醐味とも言えます
普段 着ないスーツを着てみたり
大事にしまってあるアクセサリーを着けたりして自分なりのおしゃれをすることで
より楽しい食事となることでしょう
 
帽子はちょっとワタクシには判断が難しいです
高級店で、女性がツバの広い帽子をかぶりレースの手袋をして食事をしている姿を何度か見かけたことがあります
髪型が乱れてしまうからとか ちょっと頭を隠したいなど 理由は様々なようです
個人的には おしゃれな帽子でも野球帽でも、食事中はあまり行儀が良いようには思えないのですが。
脱帽を強制されることはないでしょうが、極力帽子は取ってコートなどと一緒に預け、
取れない理由がある場合はスタッフに一言伝えるのがスマートなように思います
 
香水や香りの強い整髪料などは避けた方が良いです
ご自身だけでなく同席者や他のお客様、そしてシェフの鼻がバカになってしまい
せっかくの料理の香りを楽しめなくなってしまいます
ですが海外の場合(アジア圏を除く)、遠慮なくぶっかけても大丈夫なように思います
文化が違うのか体質が違うのかその両方か、男女ともにどーしたの?ていうくらい結構強めに香水をつけている人が多いので
日本より嫌がられないでしょう(個人的偏見含む)
まあご本人も料理の香りは感じなくなるでしょうが。
 
ドレスコードはありません 普段着で気楽にご来店くださいませ
 
…が気持ち的にはと同じです m(__)m
 
シェフでした