乳房全摘から

なぜインプラント再建を選んだのかを

書きたいと思います

 

私は癌治療中は

全く再建するつもりはなかった

 

癌という未知のものと

やりあっている最中に

その後の体の美について

考える余裕は無かった

 

全摘+エキスパンダーを一緒にしておけば

2回の手術で済んだかなと思うこともあったが

その時は癌がどうなってるかもわからないのに

再建なんかするわけないと思っていた

 

全摘手術が終わり、

癌が消えて無治療になった時から

そういえば再建とかあったな?程度に

考えだした

 

そこから色々調べだし

これ以上他の部位に傷が付くのが嫌な私は

インプラント再建をしようと思った

調べていると、古い記事、新しい記事

よくわからな情報が沢山ある

 

インプラント再建すると

水が動いているような感覚になる

ぐわぐわして気持ち悪い

インプラントなので触ったときに冷たい

煙草を吸うとよくない

そんな記事があった

 

煙草なんてやめてから

全く吸いたくもないし

臭すぎてむしろ近寄りたくもない

なぜあんなに吸っていたのか

もう解らない

 

そして、自家組織再建の

術後変形してしまった画像を見て

失敗は0%じゃないんだと思った

自分にも起こりうる事だ

 

インプラントならでこぼこに

なったりはしない

炎症して抜去など

問題はないわけではないが

その時は胸から取り出してしまえばいい

自家組織はそう簡単じゃない

 

そして

再発がないわけではない

その場合もインプラントのほうが

対処しやすいと思った

 

もう片方が癌になっても

同じサイズで入れたらいいだけなので

綺麗に整うと思った

 

一番の理由は

自分で先生を選んでできる

環境ではないこと

 

私は15年ほど前まで東京に住んでいた

今も東京に住んでいたら

自家組織再建にしたかもしれない

 

自分の選んだ先生に

してもらいたいと思い

東京へ飛行機で

通院することも考えた

しかし

問題が起こった時

飛行機で病院に行くというのは

やはり不安すぎる

 

今の形成の主治医は

乳房再建できますよ

であり

乳房再建に特化しているわけではない

 

 

なので無難にインプラントを選んだ