手術が終わり

ベットに乗せられ

あっという間に部屋に戻りました。

 

ベットサイドで主治医が色々話しています。

が、とにかく気持ち悪い。

痛いとか、吐きそうとかではなく

感じたことのない動けなさ

息できるのに酸素マスクつらい。

 

なによりも

痰がでて凄く苦しいガーン

 

「ぜんぜい・・だんがででぐるじい・・」

と言うと

「出していいですよー」と爽やかな先生。

私は「どうやっで?」と。

「マスク外して出していいですよー」

そうか・・全く頭がまわっておらず

マスクを外してはダメだと思い込んでいた。

右の頭の横にティッシュ箱。

左の頭の横にゴミ袋を置いてくれました。

枕も異様に高いような気がして

張り付けの刑のよう。

あぁ地獄。

 

癌と宣告されるまで

酒たばこが好きでした。

7月終わりに宣告された時から

辞めているので

手術が12月。4か月程度。

 

たばこで気管や色々汚れているのだ。

めちゃくちゃ苦しかったです。

こんなに最悪な状態は生まれて初めてで

もう二度とやりたくないと思いました。

 

脚には血栓予防マッサージ機が

取り付けられていて

ウイーンウイーン・・・・

まぁ寝れないです。

 

その夜の担当は

私が好きな看護師さんでした。

テキパキしていて優しい笑顔の方です。

あぁ天使、よかったと心底思いました。

 

 

弾圧ストッキングとマッサージ機で

蒸れるので

一時間外してまた取り付けにきてくれました。

 

痰を出す時の酸素マスク付け外しが

ついさっき手術が終わった体には

もうたまりませんでした。

 

酸素マスクは3時間つけといてと

主治医が言っていたような?

 

そんなに長くこの地獄が続くのか

はたまた朝まで地獄なのか

地獄は終わるのか・・

私には絶望でしたえーん