昨日、誕生日の友人にムービーメールを送ろうってことになったんです。皆で撮るんじゃなくて一人一人撮って一斉に送信しようとなったんですが撮りなおし撮りなおしでTAKE8で妥協して送ってしまった(笑)
リユースファッション Merit & Cocolo
江口武志です。
リユース現場での事件①「クレームが起こった!」
(クリックすると昨日のブログに飛びます)
昨日からの続き
リユース現場での事件②「迷惑だから来るな!」
クレームが発生してお客さまのご自宅にお詫び来ました。最寄の駅からお客さまに電話をしたところ
「迷惑だから来るな!」と言われ一方的に電話を切られてしまいました…
このときの私の心境は(迷惑だから来るなと言われたのでご自宅まで行ったら余計に怒らせてしまうのではないか。)と自分にとって都合の良い解釈をして
この場から逃げようとしていました…なにも解決をしていないのに…
決めました!!
ヨシ!今日は帰ろう!(逃げちゃえ!)
自分の決断を正当化するために社長だった親父に電話で報告をしました。
「お客さまに迷惑だから来るな!と言われたのでこれ以上怒らせないためにも今日は一度帰ります。」
すると親父は
「今から自宅に行って謝って来い!」
私が
「えっ?でも…」と言い訳を言おうとしたところ
親父は
「大丈夫だ。殺されることはないから!安心しろ、相手がどんなに怒っていても、せいぜいバケツで水をかけられる程度だ。ナイフで刺されることはないから。死ぬことはない。だからちゃんと謝って来い!!」
この言葉を言われたときにすごく腹に落ちたんです。
確かにナイフで刺されることはないだろう。殺されることはない。
今まで逃げることを考えていましたがこの時は覚悟というか、もっと自然に受け入れることができました。
(たぶん親父は全部わかっていたのだと思います。)
私は心の中で
「そうだ、このまま帰ったらなにも解決しない、俺がここで収めなければ社長である親父を出すことになる。そんなことは絶対に出来ない!お客さまに誠意を持ってお詫びをしよう!」
お客さまのご自宅に向かいました。気持ちも吹っ切れてさっきまでビビッテいた私はもういませんでした。
自宅に到着しチャイムを押します。ピンポーン♪
「はい?」
私は「先ほどお電話させていただきました江口と申します。どうしても直接お詫びを申し上げたく参りました。」
しばらくすると玄関のチェーンを外す音がガチャガチャと…
扉が開くと同時に私の身体は自然と土下座をしていました。
土下座をしながら、心からお詫びを申し上げました。
(今考えると心からお詫びしたい気持ちと、この場で収めるという責任感から自然に土下座していたように思います)するとお客さまが慌てた様子で「どうぞどうぞ立ち上がってください。」
そこから再度、お話をお伺いしてお詫びをし、今後このようなことがないように約束をしました。
最後にはお客さまから「わざわざお越しいただいて、お手数おかけしました。ありがとうございました。」
との言葉をいただきました!!
帰り道、私は(あ~逃げなくて良かった~♪)
逃げずに誠意を持って話をすれば想いは伝わるってことを勉強させてもらいました!!
そのあと社長である親父に報告の電話をしました。
親父からは一言
「良かったな♪」
この体験が私が社長になった時に助けてくれたことがありました。
その話はまた今度~
(次回へ続く)
今日の癒し
↓
今は亡き祖母の書いた絵です♪暖かい色使いがとても好きです。
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