先週のNHK地上波、デスパレートな妻たち2(海外ドラマ)の中で、
ガブリエルという女性が流産をします。
不育症ではなくて、不審者に驚いて階段から落ちての
ことなのですが。
以下、その内容にふれますので、ネタバレで見たくない人は
スルーしてください。
買い物をしたり、子供用品を返品したり
忙しくすることで表面上元気に振舞うガブリエル。
そこに「あんたの旦那にあんたを不審者から守るように頼まれた。」という
男性が現れます。
実はこの人、旦那から頼まれたのは護身ではなく
強がって悲しみを閉じ込めてしまうタイプのガブリエルが、
うまく悲しみを吐き出せるよう
手伝ってやって欲しいと頼まれてやってきたのです。
男は1つの赤い風船を手渡します。
紐がついた手を離すと空に飛んでいくタイプの風船です。
赤い風船=失われてしまった命を象徴するもの。
自分の手でその風船を手放すことで
心の痛みを感じ取り、
同時に解き放つことができるのだと。
痛みなんて感じないと言っていたガブリエルだけど
風船を受け取ったことで
本当は傷ついていたんだと感じ取り、
「子供なんて欲しいと思っていなかったはずなのに。
男ならチャーリー、女ならオーロラって
決めていたんだ。」と言って
風船を手放しました。