眉骨削りが必要な理由
目の手術が失敗する原因は眉骨突出かも
キム・ヨンウ院長が徹底解説
今回は、フォックスアイリフトとの関連から、眉骨が突出している場合に検討できる「眉骨削り」について詳しく見ていきます。
こんにちは。リターニング整形外科 院長キム・ヨンウです。
リターニング整形外科では、垂れ下がった目尻や外側のまぶたを改善する「フォックスアイリフト」や「フォックスブロウリフト」を主に行っています。
しかし、カウンセリングをしていると、目の手術そのものよりも先に解決しなければならない構造的な問題が見つかることがあります。
それが、眉骨削りを検討するほどの過度な眉骨の突出です。
多くの方は、二重がうまくできなかったり、目尻が下がって見えたりする原因を皮膚にあると考えます。
しかし実際には、眉骨の手術が必要になるほどの骨格構造によって、手術結果が制限されているケースも少なくありません。
特に、何度も目の手術を受けたにもかかわらず、思うような結果が得られなかった場合には、まぶただけではなく、骨格そのものを確認する必要があります。
眉骨は、眼球を保護する「柵」のような役割を果たしています。
しかし、その柵が高く突出しすぎていると、理想的な目元を作るうえで大きな障害になることがあります。
このような場合には、単純な二重手術だけではなく、眉骨削り(眉骨シェービング)を検討する必要がある場合があります。
代表的な特徴は以下のとおりです。
1. 二重が眉骨の部分で折れ込まず、外側のラインが短く途切れて見える状態
2. 目尻が下がって見える目
3. 眼球より骨が突出しているため、まぶたが眼球に十分密着しない「Coaptation error(眼瞼と眼球の接触不全)」がある
※重度の場合には、先天性外反症につながることもあります。
4. 深くくぼんで見えるアイホールがある
※目の上への脂肪注入をしても改善しにくい場合があります。
5. 無骨で男性的な、強い印象になりやすい
特に、アイホールが深くくぼんでいる方の中には、単純に脂肪が足りないのではなく、アイホール周辺の骨そのものが前方に突出していることが原因となっているケースがあります。
このような場合、脂肪注入/移植だけでは改善に限界があり、眉骨のシェービングを併用することで、より自然な改善が期待できるとされています。
眉骨削りの代表的な適応
1. 長く放射状につながる二重ラインを作りにくい
二重は、皮膚が自然に折れ込むことで形成されます。
しかし、眉骨が高く突出していると、外側では皮膚がうまく折れ込めず、二重ラインが途中で途切れてしまうことがあります。
そのため、デザイン上どれだけ長いラインを設定しても、理想的な放射状の二重ラインを作ることが難しくなります。
このような場合には、先に眉骨の手術を行うことで外側のスペースを確保し、自然につながる二重ラインを作りやすくすることができます。
2. フォックスアイリフト(または目尻切開)の効果が低下する
リターニング整形外科の「フォックスアイリフト」は、外眼角の瞼板を側頭筋膜に固定する方法で行われます。
しかし、高く突出した眉骨が前方を遮っていると、十分な方向へ引き上げることが難しくなります。
その結果、まぶたと眼球の密着が不十分になり、まぶたが浮いて見える状態が残る可能性があります。
このような場合には、眉骨シェービングを併用することで、眼球へのまぶたの密着が改善し、より自然なフォックスアイリフトが可能になるとされています。
3. フォックスブロウリフト(または眉下切開/眉下リフト・額リフト)の持続力が低下する
フォックスブロウリフトは、突出した眉骨を越えて組織を上方向に引き上げ、固定する手術です。
例えるなら、高い山を越えてロープを引っ張るようなものです。
時間が経つと、組織が再び下方向へ戻ろうとする力が継続して働くため、リフト効果が低下する可能性があります。
そのため、構造的な原因である眉骨の突出を解決する眉骨削りを併用することで、より安定した結果が期待できるとしています。
眉骨の突出がない場合には、フォックスブロウリフトの効果が良好に維持されやすいです。
外側眉下切開(眉リフト切開)
リターニング整形外科では、眉の外側約50%を切開して直接骨にアプローチしています。
これにより必要な部分だけを正確に眉骨シェービングすることができ、過剰に骨を削ることなく、より安全に眉骨削りを行うことが可能です。
直接骨を見て、触れながら手術を行うため、より精密な眉骨手術が可能だとしています。
[
[リターニング整形外科 実際の手術場面]
フォックスブロウリフトの切開では、眉骨手術へのアクセスが比較的容易で
精密なシェービングが可能です。
-骨を削ると、軟部組織が下がる-
[リターニング整形外科 実際の手術場面]
眉骨を削った後、眼輪筋をリフトし、骨膜を固定すると垂れ下がりません。
輪郭整形の手術後に皮膚がたるむことがあるように、眉骨削りだけを行うと、骨は小さくなりますが、軟部組織はそのまま残ります。
その結果、瞼のたるみがさらに目立つ可能性があるため、リターニング整形外科では、眉骨シェービングと同時に眼輪筋リフト(フォックスブロウリフト/眉リフト)も一緒に行っています。
骨を削った後、眼輪筋を前頭筋の骨膜にしっかりと固定し、余分な皮膚を切除して仕上げます。
つまり、眉骨シェービングは骨を小さくする工程であり、フォックスブロウリフトはたるむ可能性のある組織を再び引き上げる工程です。
この2つの手術を同時に行うことで、より自然で、効果が長持ちする結果が期待できます。
イメージとしては、輪郭整形を行う際にフェイスリフト(切開リフト)も同時に行ったり、顎先のシェービングと同時に魔女顎手術を行ったりするのと同じような考え方です。
骨の手術と同時に行うべきリフトアップ手術
※フォックスブロウリフトについては、以前の記事でも紹介しています。
https://ameblo.jp/returningjp/entry-12975049012.html
「骨を削る」と聞くと、不安を感じる方も多いでしょう。
しかし、眉骨削りは突出した皮質骨を必要な範囲だけシェービングする方法であり、重要な神経や血管が通っている部位ではありません。
また、形状から頬骨のアーチのような弱い構造だと思われることがありますが、実際にはこの部分はアーチ状の構造ではなく、厚みのある骨であるため、眉骨削りによって骨が弱くなったり、骨折リスクが高まったりすることはないとされています。
眉骨の突出によって削る必要がある部分は、厚みのある骨であるため、安全にシェービングが可能です。
高い「柵」のように突出している眉骨を低くすることで、目の外側のスペースを確保できます。
その結果、以下のような変化が期待できるとしています。
① 外側まで長く自然につながる放射状の二重ライン
② アイホールの改善と、目の上の自然なボリューム
③ まぶたが浮いて見えにくい、フォックスアイリフト
④ 持続力の高いフォックスブロウリフト(眼輪筋リフト)
症例:30代男性
眉骨削り、切開目付き矯正再手術、くぼみ目の改善、フォックスアイリフト、フォックスブロウリフト
30代 男性:眉骨削り、切開目付き矯正再手術、
くぼみ目の改善、フォックスアイリフト、フォックスブロウリフト
30代 男性:眉骨削り、切開目付き矯正再手術、
くぼみ目の改善、フォックスアイリフト、フォックスブロウリフト
30代 男性:眉骨削り、切開目付き矯正再手術、
くぼみ目の改善、フォックスアイリフト、フォックスブロウリフト
30代の患者様で、過度な眉骨の突出と先天性外反症があり、これまでに何度も目の整形手術を受けたものの、満足できなかったケースです。
手術では、
・眉骨シェービング
・切開二重の再手術
・目付き矯正
・くぼみ目の改善
・フォックスアイリフト
・フォックスブロウリフト
を同時に行いました。
術後は、アイホールが自然に改善し、アイホールの骨によって生じていた段差も緩和されました。また、眼球とまぶたの密着が改善し、外側まで自然につながる二重ラインが得られました。
眉骨削り 前後CT
目の手術を何度繰り返しても満足できない場合は、まぶただけを見るのではなく、骨格構造まで含めて確認する必要があります。
過度な眉骨の突出は、二重手術、フォックスアイリフト、フォックスブロウリフトの結果をすべて制限する可能性があり、深いアイホールの原因となっていることもあります。
このような場合には、単純な目の整形だけではなく、眉骨削りなどの眉骨手術を組み合わせることで、より根本的な改善につながる可能性があります。
何度も目の手術を受けたにもかかわらず希望する結果が得られなかった方や、過度な眉骨の突出や深いアイホールに悩んでいる方は、正確な診断を受けたうえで眉骨手術を検討することをおすすめします。
以上、リターニング整形外科のキム・ヨンウ院長でした。ありがとうございました。
執刀医:キム・ヨンウ院長について
眉骨削り・フォックスブロウリフトを担当するキム・ヨンウ院長は、整形外科専門医としてハニャン大学医学部医学科を卒業後、大韓整形外科学会をはじめとする複数の学会正会員として活動しています。
- 整形外科 専門医
- ハニャン大学 医学部 医学科 卒業
- 大韓整形外科学会/大韓美容整形外科学会 正会員
- 大韓整形外科学会 抗老化研究会/目整形研究会/鼻整形研究会 正会員
- 大韓整形外科学会 専攻医試験 主席
- 大韓創傷学会 学術賞(最優秀論文賞)受賞
- 大韓整形外科学会 学術賞(最優秀論文賞)受賞
- 現)リターニング整形外科 代表院長
- 前)ベリーグット整形外科/BK整形外科/イージーアンド整形外科 院長
リターニング整形外科では、まぶただけでなく骨格構造まで丁寧に見極めた上で、キム・ヨンウ院長が眉骨削りとフォックスブロウリフトを組み合わせた根本的な改善をご提案いたします。
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