暇があれば近所の山中を彷徨うのだが、
場所の目星を付けるためにGoogleマップを眺めていると、
またしても謎の水場に目が留まった。
とくに池のようなものは確認出来ない。
そこへ繋がる道も無いようだが、
果たして本当に池は有るのか、そして未知なる生物が潜んではいないか、
現地へ向かうことにした。
あ、ワラビも探しつつ。
まずは池へのアプローチとなる、病院の脇道から突入す。
沢沿いにしばらく舗装路が続いたのちに
土石流で破壊され、ところどころ道が無くなってはいるものの
かろうじて山の奥へ向かって続いているようだ。
どのくらい昔かは知らないが、
この辺り一帯でも、こうべを垂れた稲穂が秋の風に揺れていたことであろう。
棚田のように連なる水田跡を横目に、さらに奥へと続く道を進んでいく。
左手の山の斜面に、ただならぬオーラを発している建造物が目に入った。
正直、ちびりそうになった。
今すぐに引き返さねば、と思った。
煙突と鉄扉を備えたレンガ造りの小屋のようなもの…
しかしながら、池の存在がどうしても気になる。
勇気を振り絞ってさらに奥へと進むが、この辺りから道は一層シビアになってゆく。
土砂崩れと土石流によって、もはや道とは呼べない状態。
本当にこの方向で合っているのか?
Googleマップを開いてみる。












