こんばんは、久しぶりに読書感想文の更新です
(ちなみに、
間が1か月以上空いてしまいました)
こちらの作品、実はオーディブルで2月に先行配信されたもので、もしかしたら書籍化されないかもしれないってオーディブルを試しに聞いたところ…視覚優位型の私には不向きだった
(耳情報よりも、文字や画像など見る情報の方が受け入れやすいタイプね)
そして、オーディブルをうっかり半年近く課金状態にしていたし(サブスクの恐ろしい?ところですね)
さて、主人公の小説家は20年ぶりに故郷に行く。
人がほぼいない町・安楽市へ。
謎のコンサルタントによる「自殺の名所としての町おこし」を止めるために。
前半はちょっとなぁ…とページがあまり進まなかったのですが、ネット界隈で有名な歌姫とのやり取りや、中学時代の元カノにして「町おこし反対派運動家」など、一癖も二癖もある人物との絡みで話は思わぬ方へ。
若干無理くりなハッピーエンド感はありますが、なかなか面白いし、元カノさんとの絡みはエモさを感じます。
というか、私の中学時代もそんなことあったなーって。(えっ?)
そして、この本で妙に刺さる言葉としては、
「言うならば自殺は、生命をかけた声明なのですよ。…」(コンサルタントの台詞の一部)
です。
私自身も何度か○にたい(ブログを始めた頃はまさに○にたいモード)と思ったことか。
だいたいそんなモードになったとき、命と引き換えに何かを残す、爪痕を残す部分も持っています。
そして、そんな言葉を頭ごなしで全否定するのは、全く表現することに無頓着なバカなのヤツも混じっています
久しぶりに妙にいい作品に出会えたなぁ、と思える一冊になりました。
何の因果か分かりませんが、昼過ぎ母から
「時間が空いたら、実家に連絡して」
というLINEが来て即連絡したところ、昨日父が私の勤務先に近いところで会合に行って、筆箱を忘れたから受け取りに行って欲しいという依頼。
今日はスケジュール的にも余裕があったので、関係機関を訪ねて父の筆箱を受け取って、娘ちゃんを自宅で拾って実家へ
ちなみに、私の実家も10年以上前に小学校が廃校になって、今や人よりもネコの方が数が多いのではないか?という具合の限界集落。
父の筆箱を届けに行ったついでに夕飯や野菜をもらって帰ってきた次第。
だいぶ長くなってしまいました
今夜はこの辺で。
また明日、更新します