日本は資源のない国で、それらを求め満洲、東南アジアへ進出し、挙句の果てにシナ、東南アジアを侵略したというのが、世界中の一般常識になっているのだが、これが大ウソだという事に誰も気付かない。 日本の最右翼の保守や産経新聞、三島由紀夫であっても、ほとんど、既成事実としてこの嘘を認識済みであった。 それ等の遠因は植民地主義国の有色人に対する差別であったという事に尽きるのだが、戦後、それには、誰もが口をつぐんできた。
本当に日本が資源だけを追い求めていたのならば、ルーズベルトのほとんど、恫喝とも思える要求に応え、満洲から撤退すればよいだけの話だった。 そうしていたならば、とにかくも、多くの白人植民地主義国家から、頭をこずかれながらも頭を下げ、、最低限の必要資源は得ることは出来ただろう。 おそらく、次の彼らの一手は、日本を丸裸にするために、軍備削減の要求を出して来ていただろう。 彼らに一度弱みをみせれば、雪崩のごとくに、次々と日本弱体化のために手を打って来ていただろう。 もし日本が、あの時白人国家に大幅に譲歩していれば、現在のこの世界は相変わらず、白人達の手中にあったことは明白だ。 当時白人達に真っ向から対抗できる国は有色人種の中で日本だけしかなかったからだ。 日本がもしも戦わずば東洋にもう一つ、白人の植民地国家が誕生していたことは目に見えていた。 そのことは、一般国民もよくわかっていた。軍部はそうした国民の強い意志を反映したしただけだ。 白人達に差別されながらの平和など望んではいなかった当時の日本人の誇りの高さのなんと偉大な事よ。