独立意識の目覚め 日本なかりせば | return-of-cd125tのブログ

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  インドの独立は日本が行った大東亜戦争で、その独立が30年から50年、早まったというのだが、私はその考えには否定的だ。最長、500年にわたる、、絶望的な白人植民地支配に喘いでいた多くの有色人種たちが、希望と光明を見出いだすことが出来たのは、日露戦争での日本の勝利だった。日露戦争以降、植民地状態にあったインド、フイリピンでは、有色人種である日本がロシアを破ったことに触発された独立志願の勇士たちが続々と現れてきた。とはいうものの、彼らが単独で独立を得ることが出来たかと言うと、これも懐疑的だ。おそらく、日露戦争の延長上にあった大東亜戦争が(日本が)なければ永久に有色人種は白人種の支配から抜け出せなかったに違いない。それほど、人類史上で日本が果たした役割は大きかった。豊臣秀吉の時代には世界はスペイン、ポルトガル、オランダ、フランス、イギリスがたった一発の小さな鉛玉で人を殺傷する恐るべき新兵器を手に入れ、かつ量産し異人種を脅し、地球全土を侵略して行った。 何百年も家畜のような扱いを受けてきた人間が自力でその状況から抜け出すことは、何らかのショックがなければ不可能といっていい。 リンカーンによる奴隷解放後も黒人たちは無力であったことが、何よりの証明となる。かって、モンゴル帝国がアジアを席巻し、その領土をヨーロッパに迫るほどまで拡大したが、異人種を白人達のように家畜的奴隷的労働力に使うようなことはしなかった。17世紀から19世紀における奴隷的植民地支配のような形態は人類史上初めてのことであったのであろう。恐るべき時代であった。このような、白人列強国に、唯一日本だけが食い込むことが出来たのは、日本が世界にない長寿国家であったからに他ならない。平安から鎌倉時代に移行する、過渡期において、武人は武人として生き死ぬ、この哲学ともいうべき生死を超えた、超世俗的思想で、日本の武士たちは、互いに切磋琢磨してきたのだ。武人に限らず、日本は様々な分野でその思想を高めていったのだ。日本人が生み出した日本刀に、この精神が端的に表れている。単なる人切り道具でもなく、美しくもあり、強くもある、武士の魂とまで高められた武具に、である。