昨日、毎年楽しみにしている、郡山城ホールで催されるアマチュアのギターコンサートに行ってきた。体調悪く、どうしょうかと迷ったが、行ってみることにした。今年は例年になく充実したものだった。小学6年生や16才のプロ並の演奏も聴けた。トリは5人のメンバーのいぶし銀の初老の爺さんたちが結成するタンゴ 3というバンドで、このコンサートの馴染みだ。黒い上下の服で決めた、一人一人個性的で粋な、おっつあん達だ。ファンであり、毎年の出場を楽しみにしている。そして、今年のゲストはプロギタリストの金谷幸三さんと稲川まさゆきさんのデュオで、珍しいアレンジの曲も聴けた。5時間にわたる演奏でぐったりして、ぴっこを引きながら、身体のあちこちを軋ませながらの帰路だった。演奏者たちは私のことを誰も知らないが、毎年、彼らの顔を見ている私からすると、彼らも私同様に年を取って行くのが鏡を見るようにわかる。みんな一人一人がドラマを持っているのだ。