遥かなる過去 | return-of-cd125tのブログ

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もう42年前ぐらいになるだろうか、田村隆一の詩集を少しだけ読んだのは、その中の一つ 言葉のない世界 という詩を40年ぶりに読んだ。わりと、すらっと入って来た。哲学的でもあり、シュールでもあるのだが、彼の見るこの世界はあのように見えるのだろう。彼の詩は我々のような<族>の代弁をしてくれているのだ。彼はまた優秀な翻訳家でもあった。アガサ クリスティーの小説の翻訳もしていたのだ。彼の翻訳からディラン トーマスという英国詩人を知った。その40年前にディラン トーマスの洋書を買って読んではみたが、いつの間にかどこかに行ってしまった。今は、その彼の詩をオーディオブックを聞くことが無料で見聞きできる。彼の肉声まで聞けるのだ。長生きしていて良かった。最近は そんな文学とか詩には距離を置いていた私だ。