アメリカとの開戦までのシナ大陸に於ける戦況は泥沼化の様相を呈していたと戦後の教科書やメディアは言うが それは白人列強が彼らの利権または覇権を維持するため蒋介石という軍属と毛沢東という馬賊を雇い仲間に引き入れ 人種平等をめざす日本に敵対するという作戦が功を奏していたからに他ならない。ほとんどの白人国家が黄色人種の日本が自分たちと比肩することを苦々しく思っていたに違ない。それほどまでに黄色人種が人間扱いされない世界にあっても当時英国に留学した経験のある吉田茂やアメリカ留学した山本五十六などは親米親英であった。彼らのようなエリートは英米に媚びをうってでも保身するほうが得策と考えていたのだろう。彼らがフリーメーソンのメンバーだったというのは読みすぎというものだ。だが 吉田が最後まで親米であったことは間違いない。米国の犬とまでは断じきれないが。しかし戦犯として裁かれてもおかしくはなかったことは事実だ。戦後のどさくさに紛れて 上手いことやったものだ。英語ができたので得したのだろう。ただ単に運がよかっただけだ。そして 戦争を煽った朝日新聞もNHKも当然A級戦犯のはずが180゜方針を転換しGHQの犬になり後に共産党のポチになりさがった。そこへ行くと 東条英機氏の不運さが際立ってくるが東条さんの不運は戦後の日本の幸運へと転化した。日本が独立を手助けしてあげたおかげで東南アジア諸国は日本へ率先して資源を供給してくれた。戦前は白人がここの資源を独り占めしていたため日本はアジアの宗主国 英仏蘭などと間接的取引をせざるを得なかった。日本が侵略国家であったとすれば独立したアジアが積極的に資源を提供し日本の戦後復興に力など貸すことなどなかっただろう。その豊富な資源おかげで戦前を上回る工業製品を作ることができた。英仏蘭をはるかに上回る経済大国になった。実質的な覇者は日本だったわけである。今まで植民地からの収奪だけしか考えなかった彼らは逆に経済封鎖され 現EUに活路を見出そうとするのだが今に至ってもうまく機能していないようだ。戦前 日本の再生産をささえるための資源 石油 工作機械 綿花は ほとんどアメリカ頼みだった。シナ利権の獲得がうまくいかないアメリカは業を煮やして列強と組みABC包囲網を実行した。そんな中アメリカは宣戦布告とも取れるハルノートを突き付けてきた。決断力のない近衛内閣にかわり総理大臣に任命された東条さんの戦争回避努力にもかかわらず ハルノートという挑戦状には断固として従うわけにはいかなかった。属国として生きる道を選ぶか一矢を報いてでも戦うしかなかったのである。そのときの世論も朝日新聞やNHKに先導され鬼畜米英打つべしと煽り立てていたのだ。戦後の彼らの浅ましさといったら笑うしかない。そういう世論 国民に後押しされ東条大臣は500年以上続く白人アジア支配に終止符を打つべくトリガーの役割をもっていただけだ。軍神として淡々と任務を遂行したのだ。戦後 吉田茂は東条さんを称して悪魔の子と言ったとか 戦後保守と言われる政治家 評論家も同等の見解だ。石原慎太郎などその最たる者だ。戦争に消極的であった外務官僚の吉田茂やGHQの協力者に侵略者 独裁者として汚名を被され今に至ってもスケープゴートにされつづけているのだ。東条さんの復権を許してしまうとGHQの手先だった外務省の侵略国家という前提が覆されてしまうからだ。日本が悪者国家であつたということにして置きたいのだ。東条さんをそのシンボルにしておきたいのだ。これが吉田茂や外務官僚の一貫した見解で これが外交政策に反映され シナ ロシア 南北朝鮮に対する弱腰外交の原因になつているのだ。彼らこそ日本人の自虐史観に さらに拍車をかけている元凶の一つだ。