赤ちゃんは、かわいいから、みんなに愛されるのではありません。
「赤ちゃんは赤ちゃんでいい。」と思っているから、愛おしく見えるのです。
アイドルは、容姿がかわいい/かっこいいから、好かれるのではありません。
「アイドルって一生懸命なんだよなぁ。」と思っているから、魅力的に見えるのです。
何もできない人だから、期待できないのではありません。
「何もできない人=必要ない人」と思っているから、期待できないのです。
「何もできない人=伸びしろがある人」と思っていると、できるように見えて、期待するのです。
妊婦がなんだか目に入る。
あれ?妊婦ってこんなにいたっけ?
日本は少子化じゃないの?
妊婦は昔からたくさんいました。
「自分に子供ができた」から、妊婦が目に入るようになったのです。
「うつ=ダメ」という【固定観念】があるから、うつの人が問題に見えるのです。
「うつ=冷静」という【固定観念】があると、うつの人は頭がよさそうに見えるのです。
「自分はダメなやつ」という【固定観念】を通して自分の作り上げたモノを見ると、
ダメなように見えてくるのです。
それが、人間の【認知】です。
固定観念を通して物事を見る
【認知】とは、「これこれだと判断する」ことを言います。
人間が「これこれだと判断する」とき、【固定観念】を通して対象を見ます。
つまり、【固定観念】で「これこれ」が変わってくるということです。
人によって見え方は違う
【固定観念】は、
本人の体験・得た知識、
周りの人の価値観・考え方、
文化的な慣習・理念など、
多くの要素が組み合わさって形成されます。
文化的な慣習・理念は、
大きく見れば、どの人もだいたい似たようなものです。
「日本人は勤勉」とかね。
本人の体験・得た知識、
周りの人の価値観・考え方は、
人によって大きく変わります。
「うつ=甘え」と思っている人もいれば、
「うつ=病気」と思っている人もいるわけです。
私は、「うつ=冷静」と思っています。
すなわち、人によって対象の見え方は違う、ということです。
固定観念を変える方法
【固定観念】を変えるにはどうすればいいか。
- 自分の【固定観念】を知る
- 【固定観念】をいろいろな観点から観察する
- 自分の納得する【固定観念】に置き換える
です。
1をすれば、もう7割方変わったようなものです。
すればするほど、自分の【固定観念】が解けてきます。
2は、自分ひとりでは難しいと感じたら、他者から観点を見つけてください。
『仕事は難しいモノ』という【固定観念】があるとして。
「仕事って楽しいモノ」と思っている人に出会ったら、
『仕事って思ってたより楽しいかも。』と案外思えてくるでしょう。
『最近の若いやつは仕事ができない。』という【固定観念】があるとして。
「最近の若いやつは物事をよく知っている。インターネットとか使いこなしているしな。」
という観点を見つけたら、
『若いやつは仕事ができる。』ように見えてくるもんです。
「こんな観点もあるかもなー。」と思って楽になってもらえれば、いいなって思います。
