世の中の人みんなが敵に思える。
外は危険な世界で、ひとたび飛び出せば危険が待っている。
私には味方がいない。だから。
自分の身は自分で守らなきゃいけない。
自分を強くしなきゃ。危険と戦えるようにしなきゃ。
とても生きていけない。
とてもじゃないけど、この世で生きてなどいけない。
…怖い。とても怖いよ。
どうしてこんなにつらいことをしなくちゃいけないの?
どうしてみんな平気なの?
私はそんなに、弱い存在なの?
私は、どうすればいいの?
***
ずっとずっとひとりで悩んできた。
考えてきた。けっこう考えたんだよ?
誰かに悩みを打ち明けたこともあった。
でも、誰も力を貸してくれなかった。
ほら、やっぱり。
ひとりで生きていかなきゃいけないじゃない。
あまりにも助けてもらった経験が少ないから。
あまりにも自分のことをわかろうとしてくれた人がいなかったから。
自分ひとりでなんとかしなければならないと思うんです。
***
「自分の身は自分で守れ。」
「誰も助けてはくれないぞ。強くならなくちゃいけないんだ」
「それはお前がひとりでなんとかすることだろ。努力しろ。」
「外に出れば七人の敵がいるんだ。」
「わがままを言うな!」
幼少期から教わってきた。
生きていくためのノウハウを。
そのノウハウを、大人になった今までずっと守ってきたのです。
このノウハウを守って生きてきた今、
あなたはつらい思いをしています。
今通用するノウハウではないということなのです。
***
当時教わった大人の教えを、ひとりで、たったひとりでやり遂げてきた人なのです。
もうおわかりいただけたかと存じます。
あなたは、あまりにも強い力をもった人なのです。
たったひとりで今まで生きてきたのです。
たったひとりですよ?
強い力を持っている人だからこそできたことです。
現代に沿っていないノウハウでも、あなたは今まで生きてこられた。
地力が強いからこそ、生きてこれたのです。
***
今まで守ってきた教えで、生きることがつらいのなら、教わったノウハウを手放しましょう。
そして現代に沿ったやり方に、変えてしまうのです。
そのためには味方が必要かと思います。
誰かに相談するのはもちろんアリです。
どうしてもタイミングがあわなくて、誰も相談に乗ってくれないときもあるでしょう。
そんなときはどうするか。
自分に相談するんです。
あなたにはずっと、ずっと前から。
最強の味方がいたのです。
それが自分です。
実はひとりではなかったのです。
強い力をもった自分が、ずっと見守ってくれていたのです。
しかし、「自分でなんとかしろ!」という教えが、自分という存在を隠していたのです。
自分の力を知ってみてください。
見つけてみてください。
自分とはなんなのか。
もうひとりの自分とはなにか。
「自分」という自分を、見つけてみてください。
見つけられます。あなたなら。