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「そのみ、おてしょ取ってくれや」。
高校生の時まで一緒に暮らしていた祖母が、わたしによく言っていた言葉です。
なぜかこの言葉が、とっても印象に残っています。
「おてしょ」という言葉の響きが印象的だったのか、
何度も何度も言われた言葉なので覚えているのか、
でも、とにかく祖母を思うと思い出すのが、この言葉なのです。
みなさんは、『おてしょ』ってご存じですか?
私は、長いこと、出身地・長野の方言だと思っていたのですが…、
実は、違うんです。
室町時代から使われている日本語でした(^^;)
『おてしょ』というのは、直径11cmくらい以下の、小さなお皿のこと。
ちょうど今日のブログの写真のようなイメージです^^
もともとは宮中や貴族の間で、お膳を清めるために塩をのせた器のことを『手塩皿(おてしょ皿)』と呼んだのが、はじまり。
小さな中に技術の粋を凝らした『手塩皿(おてしょ皿)』は、貴族や大名に愛され、コレクションされていたようです(^^)
現代では、取り皿やお醤油皿として、もっぱら活躍中のサイズですが、もともとは、こんな由来があったんですね~。
普段何気なく使っているものが、どんな風に生まれ、どんな風に愛されてきたのかを知ると、今まで以上に愛おしくなりますね。
レトロスパイス 相川花実
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