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こんにちは～。東京・福生、大人女子のための可愛い古道具＆アンティーク『レトロスパイス』そのみです。
今日の写真は、19世紀後半頃のミントンのデミタス。
独特の美しいターコイズブルーは『ミントンブルー』とも呼ばれています。
ミントンといえば、英国 ビクトリア女王が愛したブランドとしても有名。
当時の王室としては珍しい恋愛結婚をしたヴィクトリア女王が、愛する夫アルバートとのティータイムを楽しむために、結婚記念で購入したティーカップは、ミントンのものでした。
「世界一美しいボーンチャイナ」。
その時、ヴィクトリア女王は、ミントンの陶磁器をそう讃えたといいます。
そして1856年に、ミントン窯は『英国王室御用達』を賜り、その栄誉は現在まで続いています。
ヴィクトリア朝中期になると、英国のアフタヌーンティーの文化は中産階級にまで広がり、ヴィクトリア女王の愛した『ミントンの小花柄のティーカップ』は、英国のご婦人達の憧れに。
本物は高価でなかなか手が届かないので、そのデザインを模したものも、たくさん作られたようです。
英国王室がファッションリーダーというのは、今も昔も変わらないようですね～(^^)
まるで宝石のように美しいミントンのカップ＆ソーサーを眺めていると、当時の女性達が夢中になったワケが、なんだか分かる気がします。
レトロスパイス 相川花実
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